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2007年07月20日                                               

■ 学校選び ■

個別面談にて・・

●あるご家庭の場合

そのお母さんは、とてもブランド志向で上位の学校しか見ていません。偏差値55以上の学校です。
塾に入れれば、そういった学校に「必ず」子供を入れる事ができると思っていました。


しかし、その子は驚くほどの「勉強のできない子」でした。
まず、授業を集中して聞くことができません。


算数の論理的理解が、できません。
授業では分かったふりをします。


講師も必死に個別対応しましたが、それでも、できません。


いわゆる、「中学受験には向かない子」です。


親の期待もあるので、しまいにはカンニング行為をし始める始末・・・。

当然、塾でも一番下のクラスです。


しかし、お母さんはあきらめません。


面談での進路相談で、現在の学力から推定して、目指す学校を提示しました。


その学校は、昨年の最下位クラスの受験生が、受験勉強でことごとく苦しんだ末、見事に合格を掴む事が出来て、涙を流して喜んだ学校です。



「そんな学校に行く意味あるんですか?」


という返事でした。


偏差値だけで、学校を判断されます。


このまま行けば、その子は偏差値40以下の学校にすら合格できないかもしれないのに・・・


●あるご家庭の場合

お母さんは色んな学校の説明会や見学に行かれたようです。


そのお母さんは感情を込めて、私に話してきました。


「先生、やっぱり教育は環境じゃないですね・・・

【教育は、「人」】ですね・・・」


よくわかっているお母さんだな、と思いました。


例え偏差値が高くとも、ついていけなかったり、いじめにあったり、放任過ぎたりして、生徒が傷つき、或いは腑抜けになり、やめてしまうケースもあります。


たとえ校舎が古くとも、偏差値が低くとも、そこで様々な環境を通して楽しく学校生活を送る生徒もたくさんいます。


私は別に偏差値の高い学校を否定するわけではありません。


偏差値の高い学校は、やはりそれなりの良い環境が整っています。良い人脈を作れるというメリットもあります。


しかし、偏差値が低めでも、私立の中学校は良い中学校がたくさんあります。


当り前のことですが、本当にお子さんにあった学校選びをしてみましょう。

そうでないと、お子さんが可哀想です。



 

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