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2007年12月01日                                   

■ 依存症の子 ■

こんな子がいました。

成績は悪く、当然一番下のクラス。
塾で算数の授業を受けて、家に帰っても、全然理解していない。
よって、宿題も一人でできない。

算数はお母さんが一生懸命教えてあげて、何とかこなしている。

国語の成績も悪い。読解力が乏しい。

全教科に渡って、授業中、時々ボーっとしている。


頭の良い子、賢い子、というカテゴリからは、残念ながら明らかに外れています。

しかし、お母さんは超ブランド志向。
有名大学附属中学しか、頭にありません。


そんなお母さんから、「どうしたらよいか?」と質問を受けました。ちょうど、5年生の今くらいの時期でした。

こんな時、講師としてはやっぱり毎回返答に困るのです。


色んな意見があると思います。

たとえば、
「このまま続けていても、有名大学付属校なんて無理だから、中学受験はあきらめて、高校受験でリベンジした方が良い。」

お父さんなんかが、お家で言いそうですね。

でも、塾の講師がこんな発言いえるはずもありません。
経営上の問題もあるでしょうし(笑)

実際、そんな子が公立中学へ行っても、その後有名大学附属校に入れる可能性がどれだけあるのか、疑問です。

目的が有名大学にあるのなら、偏差値が低くとも面倒見の良い私立の中高一貫校に入った方が、よっぽど大学進学の実績がいいはずです。


現時点での対処法は、家庭教師と塾との併用です。

特に算数が出来ない子は、やっぱり個別に見てあげるしかありません。
塾の講師は、授業前後の対応はしてくれるところはしてくれるでしょうが、基本的にはとても多忙である場合が多いので、物理的・時間的に限界があるのです。(言い訳ではなく、本当に)

家でお父さんやお母さんがきちんと上手に見てあげられれば良いのですが、我が子であるため、つい感情的になったり、過剰に見てあげすぎるので、かえって子供の自立心、自ら考える力を抑えてしまいがちです。

的確な質問や指導で、本人の“自ら考えて解く力”を引き出すのが、個別指導の鉄則です。
個別指導のデメリットもあるので注意することもありますが。

テスト良かったぞ

ただ、これも、塾講師としては、提案しにくいんですよね。
塾と個別を併用したら、経済的な負担がご家庭にかかることは確実ですし。

でも、成績が悪い子を本当に上げることを考えると、やっぱり、これも本音なんですね・・
授業前後の対応では不十分だと分かっているから・・・


ただ、結果として、ご家庭の経済的な負担をかけないためにも、そして講師としてのプライドのようなものも働き、不十分かもしれないけれど少しでも実になればと、授業前後での対応を頑張ってやることになるのです・・・


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2007年12月02日                                   

■ 小5下第14回 合同と相似(2) ■

中学受験教材として名高い『予習シリーズ 算数』(四谷大塚)に準拠して、指導の簡単なポイントをお知らせしていきます。
ご家庭で指導したり、宿題状況を確認する時などの参考にしてください。
※詳しい解法はここでは紹介しておりませんのでご了承ください。

☆予習シリーズ算数 指導ポイント☆
No.小5下 第14回
題名合同と相似(2)
概要平面図形「相似」の基本
復習単元小5下第14回 合同と相似(1)
指導の
ポイント
□基本となる相似型である「ピラミッド型」と「クロス型(砂時計型)」を覚える。対応する辺の場所に注意。
□「相似比」の2乗=「面積比」
□まず、図形の中のどこにピラミッドや砂時計が隠れているかを探す練習から。
重要
例題
例題1・3 ⇒ 基本形の線分の長さを出す。
例題2(2)⇒ 二箇所の比から最小公倍数で比を合成する。
例題5 ⇒ 相似比から面積比で導きます。
ミスしやすい所ピラビッド型の長さを間違う
⇒ 特に山の斜面の部分の比を出す時、間違えやすいです。対応する辺がどの部分なのか、毎回確認する必要があります。
とにかく図形が苦手
⇒まずはピラミッドと砂時計のある部分を鉛筆でなぞることを習慣付けましょう。そして、すぐに辺が何対何になるかを書き込みましょう。何度も繰り返していくうちに段々つかみ所が分かってきます。

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2007年12月04日                                   

■ 登塾拒否 ■

ある失敗談をお伝えします。


過去に、S君という男の子がいました。
 

S君は、もともと地頭が良く、いわゆる賢い子です。

性格は、とてもおとなしく、真面目な性格。
あまりコミュニケーションが得意な方ではなく、寡黙で控えめな方でした。

落ち着いて、大人びて見え、冷静な雰囲気をもっていますが、どこか幼さゆえの線の細さもありました。



そんなS君は最上位クラスの中でも、優秀生です。
有名大学附属校を目指しており、担当の間でも有望視されていました。


 
 ところが・・・・



なんと、6年生の冬に入って、S君は急に「塾へ行きたくない」といって、塾を休むようになったのです。

 
毎回、塾へ行く前に、家の出口でお母さんと
「行きなさい」「行きたくない」と もみ合いになり、何とか引っ張り出せる時もあれば、どうしても行かないといって休む事もあり・・・



 登塾拒否です。
 


 不安定な日々が、1〜2ヶ月続いたでしょうか・・・


 

当然、塾の担当としても、本人が来たときに個別に呼び出して、本人が前向きに受験に臨むように、色んな話をしたりしました。

ご両親とも色々と相談をしていきました。

登塾拒否

色んな対応が功を奏したのか、冬期講習会からは、ようやく何とか通えるようになり、受験もする事ができました。



しかし、不安定要素が影響したのか、残念ながら第一志望校は不合格。でも、第二志望校には、特待生で合格できました。

 
さて、S君は、なぜ登塾拒否になってしまったのでしょうか・・・
 

原因の一つは、秋から国語担当が変わった事です。

ただ、その国語担当は塾内でも熱血指導で有名で、保護者からも、物凄く信頼の厚い、有名ベテラン講師だったのです。

 
詳しいいきさつなどは私も良く分かりませんが、直接叱られたりしたことはなかったようです。


いくら周りの評価が高かったとしても、その子にとっては合わなかったのかもしれません。


ただ、それだけが原因かどうかはわかりません。
中学受験生は、たかだか12歳の子供です。


受験という大きなプレッシャーに、塾の先生に限らず様々なことが大きくのしかかって、耐え切れなくなり、登塾拒否に陥ったのかもしれません。

 
お母さんと相談中、何となく心に残った話があります。
S君本人が言った言葉らしいのですが・・


「受験は、ポケモンと同じで、先生がトレーナーで、僕達はポケモンなんだ・・・」


ポケモンとは、「ポケットモンスター」というモンスターを闘わせながら育てていくゲームのことです。


本人から直接聞いたわけではないので、どんな気持ちで言ったのか、今となっては詳しく分かりません。


でも、その時期S君の世界の中で、受験というものを、あまり肯定的に考えられなくなったのかもしれません。


うがった見方をすると、(大人世界の中で、自分は踊らされているだけなんだ)と思い込んでいたのかも知れません。

 
いずれにせよ、まだまだ12歳の子供にとって、中学受験を自分の人生の出発点として前向きに捉えられるかというと、
そういう意識を持っている子は、ごくわずかでしょう。


やはり、周りのサポート、愛情が必要になってきますね。

 
中学受験。最初から最後まで順風満帆で行くなんて、ほとんどありません。
右往左往しながらが普通です。
それぞれ課題は似たようでも違います。
100人いれば、100の課題が、それぞれあるでしょう。


課題にめげず、うまく対応しながら、乗り越えていくことにより、本人にとっても、周りの家族にとっても意味のある中学受験となります。


 頑張っていきましょう!


※後日、道端でばったりS君のお母さんと出会い、近況を伺いました。
 「元気に伸び伸びと中学校生活を送っていますよ」
 お母さんは、とても晴れやかな笑顔でした・・

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■ 小5下第14回 年令に関する問題 ■

中学受験教材として名高い『予習シリーズ 算数』(四谷大塚)に準拠して、指導の簡単なポイントをお知らせしていきます。
ご家庭で指導したり、宿題状況を確認する時などの参考にしてください。
※詳しい解法はここでは紹介しておりませんのでご了承ください。

☆予習シリーズ算数 指導ポイント☆
No.小5下 第14回
題名年令に関する問題
概要”年齢差は一定”ということが条件とする文章題の応用
復習単元小5下第13回 比と比の性質(3)
指導の
ポイント
□2人のときは、線分図。3人以上のときは、マルイチ算として解かせる。
□算数が苦手な子には、「しょせん年令算は調べれば答えを見つけ出せる」ことも認識させる。
重要
例題
例題7・8 ⇒ シリーズの通り、線分図で解きます。
例題10 ⇒ マルイチ算です。
ミスしやすい所マルイチ算が解けない。
⇒ マルイチ算とはいわゆる方程式です。中学生の数学が残っている保護者の方にとっては、普通に方程式、式の変形を教えてしまいがちですが、小学生のうちに”移項”という式変形の作業をこの時期に身につけさせる必要はありません。混乱することもあります。

37+@=15+B
という式が出来たら、そのまま線分図を縦に並べて書かせて見てください。自然とA=22 とわかるはずです。

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2007年12月06日                                   

■ 各社 偏差値一覧表リンク ■

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    ■日能研 予想R4一覧

    ■四谷大塚 80/50偏差値一覧

    ■首都圏模試 情報ステーション

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