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2007年12月04日                                               

■ 小5下第14回 年令に関する問題 ■

中学受験教材として名高い『予習シリーズ 算数』(四谷大塚)に準拠して、指導の簡単なポイントをお知らせしていきます。
ご家庭で指導したり、宿題状況を確認する時などの参考にしてください。
※詳しい解法はここでは紹介しておりませんのでご了承ください。

☆予習シリーズ算数 指導ポイント☆
No.小5下 第14回
題名年令に関する問題
概要”年齢差は一定”ということが条件とする文章題の応用
復習単元小5下第13回 比と比の性質(3)
指導の
ポイント
□2人のときは、線分図。3人以上のときは、マルイチ算として解かせる。
□算数が苦手な子には、「しょせん年令算は調べれば答えを見つけ出せる」ことも認識させる。
重要
例題
例題7・8 ⇒ シリーズの通り、線分図で解きます。
例題10 ⇒ マルイチ算です。
ミスしやすい所マルイチ算が解けない。
⇒ マルイチ算とはいわゆる方程式です。中学生の数学が残っている保護者の方にとっては、普通に方程式、式の変形を教えてしまいがちですが、小学生のうちに”移項”という式変形の作業をこの時期に身につけさせる必要はありません。混乱することもあります。

37+@=15+B
という式が出来たら、そのまま線分図を縦に並べて書かせて見てください。自然とA=22 とわかるはずです。

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■ 登塾拒否 ■

ある失敗談をお伝えします。


過去に、S君という男の子がいました。
 

S君は、もともと地頭が良く、いわゆる賢い子です。

性格は、とてもおとなしく、真面目な性格。
あまりコミュニケーションが得意な方ではなく、寡黙で控えめな方でした。

落ち着いて、大人びて見え、冷静な雰囲気をもっていますが、どこか幼さゆえの線の細さもありました。



そんなS君は最上位クラスの中でも、優秀生です。
有名大学附属校を目指しており、担当の間でも有望視されていました。


 
 ところが・・・・



なんと、6年生の冬に入って、S君は急に「塾へ行きたくない」といって、塾を休むようになったのです。

 
毎回、塾へ行く前に、家の出口でお母さんと
「行きなさい」「行きたくない」と もみ合いになり、何とか引っ張り出せる時もあれば、どうしても行かないといって休む事もあり・・・



 登塾拒否です。
 


 不安定な日々が、1〜2ヶ月続いたでしょうか・・・


 

当然、塾の担当としても、本人が来たときに個別に呼び出して、本人が前向きに受験に臨むように、色んな話をしたりしました。

ご両親とも色々と相談をしていきました。

登塾拒否

色んな対応が功を奏したのか、冬期講習会からは、ようやく何とか通えるようになり、受験もする事ができました。



しかし、不安定要素が影響したのか、残念ながら第一志望校は不合格。でも、第二志望校には、特待生で合格できました。

 
さて、S君は、なぜ登塾拒否になってしまったのでしょうか・・・
 

原因の一つは、秋から国語担当が変わった事です。

ただ、その国語担当は塾内でも熱血指導で有名で、保護者からも、物凄く信頼の厚い、有名ベテラン講師だったのです。

 
詳しいいきさつなどは私も良く分かりませんが、直接叱られたりしたことはなかったようです。


いくら周りの評価が高かったとしても、その子にとっては合わなかったのかもしれません。


ただ、それだけが原因かどうかはわかりません。
中学受験生は、たかだか12歳の子供です。


受験という大きなプレッシャーに、塾の先生に限らず様々なことが大きくのしかかって、耐え切れなくなり、登塾拒否に陥ったのかもしれません。

 
お母さんと相談中、何となく心に残った話があります。
S君本人が言った言葉らしいのですが・・


「受験は、ポケモンと同じで、先生がトレーナーで、僕達はポケモンなんだ・・・」


ポケモンとは、「ポケットモンスター」というモンスターを闘わせながら育てていくゲームのことです。


本人から直接聞いたわけではないので、どんな気持ちで言ったのか、今となっては詳しく分かりません。


でも、その時期S君の世界の中で、受験というものを、あまり肯定的に考えられなくなったのかもしれません。


うがった見方をすると、(大人世界の中で、自分は踊らされているだけなんだ)と思い込んでいたのかも知れません。

 
いずれにせよ、まだまだ12歳の子供にとって、中学受験を自分の人生の出発点として前向きに捉えられるかというと、
そういう意識を持っている子は、ごくわずかでしょう。


やはり、周りのサポート、愛情が必要になってきますね。

 
中学受験。最初から最後まで順風満帆で行くなんて、ほとんどありません。
右往左往しながらが普通です。
それぞれ課題は似たようでも違います。
100人いれば、100の課題が、それぞれあるでしょう。


課題にめげず、うまく対応しながら、乗り越えていくことにより、本人にとっても、周りの家族にとっても意味のある中学受験となります。


 頑張っていきましょう!


※後日、道端でばったりS君のお母さんと出会い、近況を伺いました。
 「元気に伸び伸びと中学校生活を送っていますよ」
 お母さんは、とても晴れやかな笑顔でした・・

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