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2007年12月18日                                               

■ まず“調べさせる” ■


 『みんな、宿題をやっている時、分からない問題があったらどうする?』

 わたしは、こんな質問を生徒に投げかけます。


 「あきらめる〜」
 「やる気をなくす」

 ・・・こらこら、その前にやることあるだろう・・・


 「解説を見る〜」
 「お母さんに聞く」
 「先生に聞く」   

 ・・・まぁ、いいでしょう。でもその前にやることは・・・


 「・・・」

 ・・・(出てこないときもあるんですよね)
 

 「まず、自分でノートや教科書を見て、調べる」
 ・・・そう、それが大事!


 
 まず、自分で調べてみる事が大切です。
 テキストやノートを見返してみたり、参考書や辞書をみたり。 

 同じ質問をお子さんにしてみてください。
 自分で調べる習慣を持っている子って、少ないんじゃないですか?


 「めんどくさい」 「宿題の量が多いから時間がない」

 といった理由で、“自分で調べて考える”ということをしない傾向があります。
 環境が整っている場合ほど、“調べる”行為をしなくなる傾向もあります。

 それが習慣化されると、「すぐに答えを見る癖」「すぐに人に頼る癖」がつき始め、「自分で考えなくなる癖」がつきます。


 そうなると、当然テストで点数が取れません。
 成績も下がります。


 しまいには、カンニング行為に至ってしまう子も・・・(-_-;)

上の空


 中学受験では、せめて小5の後半からは自学自習の姿勢を身につけさせる必要があります。


 『中学受験バイブル』の著者でおなじみのカリスマ弁護士 荘司雅彦さんも、著書の中で「算数で、教える自分がイライラして、つい教えすぎて失敗だった」と言っています。


 私も生徒の質問対応の時は、絶対にすぐに教えません。必ず本人に考えさせるようにします。


 普段から、自分で考える脳を成長させるために、まず必要なのが、“調べさせる”ことです。最初は時間がかかったとしても、必ずその行為は無駄にはなりません。


 【宿題で分からない問題があったときの優先順位】

 1. まず自分で調べる  ←  やらせましょう
 2. 解説を見る
 3. 人に聞く(親や先生)
 4. 1〜3の経過を経ても分からない問題は、とりあえず保留

  その段階で考えても、無理やり教え込もうとしても、時間の無駄です。よっぽど基本問題を再復習させた方がいいですよ。
   
 
 大切なのは、「自分で調べたことによって、自分の力で分かった!という経験を積ませる事」です。 教える時も、最初のヒントだけ教えて、あとは自分の力で解かせたいですよね。


 「自分で分かった!」という経験が多い子ほど、自分に自信がついて伸びていきますよ。

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