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2008年02月22日                                               

■ 教育は忍耐 ■

何かの本で見たのか、どこで聞いたのか忘れてしまいましたが、心に引っかかっていて、時折思い出す言葉があります。

『教育は忍耐である』

講師が指導する際、やはりこのレベルにまで引き上げたい、このレベルまで理解してほしいと思って指導するわけですが、なかなか思い通りに行かない事もあります。

単元によっては、生徒の理解が悪かったりします。
どうしても特定の教科が苦手な生徒もいます。
時間的な成約もあります。
さらには同じように教えていても、昔の生徒と比べるとやっぱり今時の生徒の理解力の悪さ・・を実感する事だってあります。

成績の悪い生徒を補習したりしますが、なかなか伸びません。出来る子は放っておいても出来るのに、いくら補習してもなかなか伸びない子もいます。

そんな時は、やっぱり悩みます。


あるお母さんから電話が入りました。

成績の悪いお子さんです。
お母さんが必死に勉強を手伝います。
しかし、成績は伸びません。
いわゆる地頭の良くない子です。

でも、お母さんの求める基準は高すぎます。
プライドもあるのでしょう。
お子さんに対しては悪いところしか目に入りません。
お子さんの成績を何とかしようとお母さんも一生懸命手伝います。
しかし、成績は伸びません。

そうすると、自分の理想が崩れてきます。
子供が許せなくなってきます。
担当講師が許せなくなってきます。

そうなると、悪循環にさらにおちいります・・・

お母さんはたくさんの愚痴をぶつけてきました。
私はお母さんの気持ちがすこし楽になるといいなぁと思いながら、話をたくさん聞きました。


『教育は、忍耐である』


我々講師も、生徒の成績に対して日々悩みはつきません。

でも、まず落ち着いて冷静に考えます。

成績が下がってしまったなら、原因を考えます。
求めていたレベルを一旦下げて、生徒とも個別に話をします。

現時点で出来るだけ効果的な対処法を考えて、対処します。

講師も職業柄、生徒の成績が上がってくれないとつらいです。
親御さんも、望みの学校に入ってもらうためにもお子さんの成績が上がってほしいでしょう。


しかし、考えてみると、勉強は本来、自分の為にする事です。本人の為にやるものです。
それは、大人の思惑通りにならないこともあるでしょう。

ましてや、成績というのは「相対評価」です。
自分のお子さんが伸びているのに、他のお子さんのほうがもっと伸びていたら、まるで下がっているかのように評価されるのです。

お子さんが、すくすくと成長するためには、身近な大人は「絶対評価」で見てあげなければなりません。

そうしないとせっかく頑張っている芽を摘んでしまうことになりかねないのです。

でも、本人の成長をしっかりと見極めて、周りが精神的にも支えていくのならば、必ず本人にとっての成績はぐんぐん伸びていくでしょう。
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『教育は忍耐である』

改めて肝に銘じておこうと思います。

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