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2008年06月01日                                   

■ 愚痴を言いたい女の子 ■

週末のテストが終わると、女の子の生徒が思い思いに感想を言いにきます。

「今回は算数が80点も取れたんだよ〜」
「合計で240点だったよ。成績優秀者に名前が載るかな〜」



褒めるところは褒め、意見するところは意見します。


「すごいねぇ〜。よく取れたねぇ〜」

「大問1の計算でのミスは痛いなぁ〜。本番では丁寧に注意して絶対ミスするなよ。」




小6は学校では最高学年になり、受験生になりましたが、まだまだ子供なんですよね。


やっぱり、褒めてもらいたい気持ちもあるのでしょう。



さて、点数が良かった子ばかりではありません。


点数良かった組が帰った後に、
点数悪かった組が私のところにやってきました。


「何点だったの?」


「もう私ダメ〜・・・。聞かないで。」
「もう〜。ほんとに嫌、嫌、嫌。」
「何で勉強したのに、点数取れないのかな〜」
「解説見てもわかんないし」
「わかんないところたくさんあるし」
「もうホントにいやんなっちゃう・・・」



どうやら、愚痴はしばらく止まりそうにありません。
本人達いわく、愚痴を言いたくなるそうです。


やっぱり、女の子ですね。


しばらく、愚痴を聞きながら、

「単元テストは取れなくても、ちゃんと復習して、総合テストで取ればいいんだよ。」


なんて言いながら慰めていると、ようやく落ち着いてきたようです。

「どれが分からなかったのか、わかんなかったら早いうちに質問しな。」


ようやくおもむろに分からなかった問題を出し始めました。


 


さすがに、男の子で愚痴を言ってくる子はいません。


男の立場からすると、愚痴を言っている暇があったら、さっさと間違えなおしをすればいいものを、と思ってしまうのですが、なかなかそう割り切れたもんでもないようですね。


女の子は。


受験の指導方法も、男の子と女の子とでは手法を変える必要があるんですよね。


女の子の場合、たまには愚痴を聞いてあげて、本人のわだかまりをスッキリさせてあげる必要もあるようです、はい。

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■ 集中力をつける そのB ■

 集中力を生み出す力(根気力・一点集中力・リラックス力・瞬発力・発想力など)をどのように身につけていくかを紹介しております。



 ■リラックス力

 ●“ながら”勉強も良し悪し


 集中力の高い子は、実はリラックスをする事が上手です。 

 この「集中力診断テスト」が行われた東京成徳大学中学校では、リラックス力の高い子は、
「“ながら”勉強をする事が多い」という意外な傾向が見られたようです。


 例えば、ラジオを聞きながら勉強するとか、音楽を聴きながら勉強するといった具合です。 


 集中すると、2つのことに同時に注意を向けられないはずですが、これはどういうことでしょうか?

 
 心理学的な分析によると、これは集中が途切れた時に、ちょっと音楽を聴いて上手にリラックスしているのです。


 勉強に没頭している時は、音楽やラジオは単なるBGMの役割となっているんですね。


 勉強の小さな区切れごとに音楽やラジオに軽く耳を傾けてリラックスし、また再び勉強に集中する・・・

 「集中とリラックスを上手に細かく繰り返している」という状況と言えそうです。 

 

 因みに、真喜志が授業準備などで勉強に集中する時、あるいは、このメルマガを書くときなど、どうしているかというと・・・?


 
 実は私は、全く静か過ぎる環境だと、かえって集中力が続かないのです。静かな書斎があるのにも関わらず・・。

 
 逆に喫茶店でコーヒーを飲みながら、多少周りの雑音や喫茶店のBGMが流れているほうが、かえって長時間集中する事が出来ます。


 書斎でメルマガを書いたり、勉強したりするときは、
まずTVを消して、電気スタンドをつけ、ランダムに流れる音楽をかけます。そして好きなカフェオレを入れれば準備万端。


 2時間くらいは集中して取り組めます。

  
 自覚はないのですが、「集中とリラックスを細かく繰り返している」のだと思います。


 以前TVに出演していた日本を代表する数学者の黒川信重教授は、複雑な計算の世界に没頭する時は、決まって毎日の通勤電車の中だそうです・・。


 静か過ぎるとダメで、あの軽い揺れ具合が良いのだとか・・



 個人の性格によって、全く静かじゃないと集中できないという人もいるかと思いますが、自分に合った集中できる環境を整えるべきですよね。


 
 ●心の雑念に負けない


 集中力に影響するのは環境ばかりではありません。
 
 学校や塾での出来事を悔やんだり、友人関係に悩んだりと、感情の乱れが集中を邪魔することは大いにしてあることです。


 テストの診断結果では、リラックス力の高い子は「怒られてもあまり気にしない」という結果だそうです。
 

 生まれ持った性格もあるとは思いますが、本来子供は周りからの愛情に支えられていれば、精神的にも安定し、多少の困難も乗り越えていくものです。


 お子さんが何かに悩んでいるようでしたら、よく話を聞いてあげて、安心させてあげたいものですね。


 長い目でお子さんの成長を育んでいきましょう。

お父さんと僕、勉強中

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2008年06月06日                                   

■ 集中力をつける そのC ■


 ■瞬発力

 実際の入試問題を解くに当たって、限られた時間の中で手早くポンポンと問題を解いていく必要があります。
 また、必ずしも出題順に解いていく必要もありません。一つの問題でつまづいても、先に進む必要があります。


 集中力の要素の一つである瞬発力は、要領よく集中力を継続させる力といってもいいでしょう。

 
 担当している生徒達をみても、これには差があります。
 特に低学年のうちは顕著ですね。

 一定時間内を演習をさせてみると、ポンポンと要領よく問題を進めていく子もいれば、一箇所の問題でつまづいたままダラダラと進まない子もいます。
 
 ある問題でつまづいたら、そのまま集中力も途切れてしまうようです。

 「分からない問題はとりあえず後回しにしていいよ」
などと、時々声をかけたり、テストを何度も繰り返す中で段々要領を覚えていくのです。

 うまく集中力を分散し、継続させていくにはある程度の期間の訓練が必要なようです。

 以前にも紹介しましたが、ご家庭でもタイマーなどを使って集中力を短時間に高める訓練をする事をお勧めします。
 

 また、「瞬発力」は、前回記載した「リラックス」と関係があります。

 瞬発力はダムの放水のようなもの。溜めたエネルギーを必要なときに一気に放水すれば、驚くほどの力が発揮されます。

 そのためにはダムに水を溜める作業、「リラックス」が必要です。緊張しっぱなしで勉強に打ち込みすぎると燃え尽き症候群におちいりやすくなってしまいます。


 実は、瞬発力の高い子は、「息抜きは休むよりも身体を動かす」タイプが多いというアンケート結果が出ています。


 身体を動かすことで、凝り固まっていた思考がほぐれるし、手足の動きを中心に身体の各部から刺激が送られて、脳が活性化します。

 特に子供のうちですから、そういった効果が高いのでしょう。


 リラックスは ぐったり休むばかりではなくて、軽くストレッチ体操や時には好きなスポーツをしてみるのがいいのではないでしょうか。


 集中力は、訓練によって伸ばせるものです。
 すぐに変化するようなものでもありませんが、“継続は力”、ですよね。

 

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2008年06月07日                                   

■ 先生の宿題 ■

クラスで一番算数が出来るF君からの質問から始まりました。

「先生、この問題ができない。解答と違う答えが出る。」

持ってきたのは、「四谷大塚 演習問題集小6算数」の円が転がる問題。

大きな円の中を小さな円が転がる問題で、状況を掴みにくく、簡単そうで難しい問題でした。


「へぇ〜どうやってやったの?」


F君は一生懸命説明してくれたが、頭の回転の速い男の子にありがちで、何を言っているのかよく分からない・・(笑)

どうもその説明内容も何だかおかしい気がしたのですが、図形が転がって動く問題なので、どうも説明しにくい・・


そこで、テキストの解答を見てみたのですが・・・
これまた訳がわからない・・・。
納得いく説明が書いていないのです。


その場で自分なりに解答を出してみましたが、F君とも、テキストの解答とも違う答えが出ました。


自分の解答にも自信がなく、説明もしにくい問題だったので、この問題を少し研究してみようと思い、F君には


「じゃ、この問題は先生の宿題にする。後で必ず教えるから。」

といってその場を乗り切りました(笑)



さて、早速家に戻って再度じっくり取り組んでみると、やっぱりテキストの解答は納得がいかない。

(答えが120度?この説明も納得がいかない。おかしいな・・これ90度じゃないかな・・・)


さて、動く図形や立体図形などイメージがつきにくい問題は実際にその図を作って、実際に動かしてみる事です。


早速実際に図形を作って、転がして見ると・・・


「やっぱり、90度になる!」


自分で実験して証明できると、自信がつきますよね。


どうやらテキストの解答が間違えていたようです。
こんな事もたまにあるんですよね。



次の日さっそくF君に教えてあげました。


こんなことがあると、少し嬉しかったりしますよね。
この問題に関しては、記憶にしっかり残ります


日々の宿題をただノルマのようにこなすだけでなく、
時には気になった問題を突き詰めて研究してみる事もお勧めしますよ。

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2008年06月10日                                   

■ 中学受験に克つQ&A ■

頂いたご質問の中で、割と一般的で皆様で共有できたらいいのかなと思える内容のものを少しずつ掲載していこうかなと思っています。

なお、回答に関してはあくまでも真喜志の私的な見解ですので、悪しからず。参考意見として下さい。

最終的には、お子様のご様子などをよく分かっている塾の担当の先生やご家族とご相談するのがよいと思っていますので。

コメント等でみなさまから色んなご意見も頂けると嬉しいのですが・・

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タグ:Q&A 中学受験