「何点だった?何点だった?」
「よし、○○には勝った〜!」
「でも、算数は僕のほうが勝ったよ!」
などと、言い合います。
それが互いの刺激となり、切磋琢磨をしてくれます。
しかし、時にはクラスメイトの心無い言葉で傷ついてしまう事があるかもしれません。
もしも、家に戻ってきた我が子が部屋で泣いていたら、親として心配になってしまいますよね。
今回は、そんなときに役立つかもしれない小話です。
■■ ニュートンが学者になった理由 ■■
有名な大学者で、「近代科学の父」と称される、アイザック・ニュートン。
リンゴが落ちるのを見て、万有引力を発見した話など、有名ですね。
そのニュートン。
実は子供の頃は勉強嫌いの劣等生で、クラスメイトからはいつもバカにされていました。
ある日、ニュートンが木片を使って水車の模型を作りました。見た目も機能も本物そっくりで、近所の大人たちも大いに感心し、ニュートンを褒め称えたそうです。
案の定、クラスメイトたちは感心し、ニュートンの器用さを口々に褒めてくれたのですが、クラスで一番勉強の出来る男の子は、それを素直には認めませんでした。
「ふーん、確かに良く出来ているね。
ところでアイザック、この水車が動くのはどういう原理によるものか、説明してくれないか?」
「・・・・・・・」
日頃、不勉強なニュートンは説明できず、立ち往生してしまいました。
「なんだ、説明できなきゃ学校で勉強している意味がないじゃないか。器用なだけなら、町の大工の方がずっと上だよ。」
そう言って、ダメ押しすると、ニュートンを蹴飛ばしました。
すると、今まで感心していたクラスメイトもその少年に同調して、
「アイザックは やっぱりバカだ〜」
と罵り、はやしたてたのです。
悔しさのあまり、ニュートンは机に突っ伏して泣き出してしまいました。
しかし、その翌日から、ニュートンは人が変わったかのように熱心に勉強し始めたのです。
そして数ヵ月後にはニュートンをバカにしていた秀才少年を追い抜いて、クラスの首席を占めるようになったのです。
のちにニュートンは述懐しています。
「あのときバカにされなかったら、私は学問の道に進むことはなかったと思う」
ニュートンが今日も称えられるほどの大学者になったのは、少年時代のつらい体験が大きなきっかけだったようです。
つらい体験もバネにして、成長の糧にしていくような強い子に育って欲しいものですね。
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