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Bちゃんの決意

Bちゃんは、小6の上から3番目のクラス。
算数は正直得意な科目とは言えません。

今までの成績推移を見ても、
偏差値は通常50台前半くらい。
良くて55くらいでしょうか。

ご両親の仕事の関係で学校見学もあまり行けておらず、志望校も曖昧なままです。
それが、なぜかこの秋すごく頑張っています。

Bちゃんは、算数の偏差値目標を58と立てて、今回のYT合不合判定テストに臨みました。

YT合判①の結果が戻ってきました。

残念ながら、算数の偏差値は54。

Bちゃんは、すごく悔しそうでした。

実際にはケアレスミスがなければ58を超えるだけの答案は作っていたようです。
授業後の居残り中にBちゃんは周りの数人の友達に言っていました。

「私、絶対次は偏差値58以上取る!
 もう、死んでも取る!」

そんな決意のこもった発言を教壇からそれとなく聞いていました。

担当の私からすると、(偏差値58というのはBちゃんにとってはなかなか厳しい数字かなぁ)というのが本音です。

でも、Bちゃんは、授業後もよく質問に来るようになり、授業が無い日も塾にきて勉強しています。

頑張るBちゃんの影響もあり、仲の良い友達も一緒になって頑張っています。

 

さて、何がBちゃんをそこまでやる気にさせているのか?

ごめんなさい。今のところ、わかりません。

心当たりがあるのは、この秋から若くてイケメンの先生が校舎に配属されて、Bちゃんはそのイケメン先生に一目惚れしてしまったようです。

明るいBちゃんはそのことを公言していましたので、私が逆手を取って、
「○○先生(イケメン先生)は、算数が苦手な子は嫌いらしいぞ」

と、軽い冗談を言ったら、Bちゃんが必死な顔で、

「ホント?ホントに?やば~い」
と焦った顔をしていたので笑っていたのですが、まさか原因は恋の力・・?

何はともあれ、一生懸命頑張っている姿は、彼女の底力を引き出してくれるでしょう。

次回の結果が楽しみです。

コメント

  1. 真喜志 より:

    イケメン先生の力は偉大ですね~(笑)
    シワの増えた私のような中年講師は別の面でサポートしなければ(笑)
    さて、残り4ヶ月。
    これからが正念場ですね。

  2. かごっち より:

    とても微笑ましいお話ですね。こちらの口角までゆるんでしまいました。
    我が娘もまさにBちゃんのように、
    「大好きな○○先生(イケメン先生です)に褒められたい!」
    が、モチベーションになっています(笑)。
    大好きで大好きでたまらないのに、いざ先生を前にすると恥ずかしくて目が合わせられず、質問の時も、先生の目を見られず首やネクタイばかりみて頷いているので、何度も先生に、
    「大丈夫?わかった?」
    と確認されるようです。
    そんな娘を
    「かわいいなあ、おもしろいなあ。」
    と思いながら、応援している私です。

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