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高倍率におじけず超える

勉強する男の子 受験期

K君は、ちょっとスピードの遅い子でした。
5年生で入塾し、3クラスあった真ん中のクラスからスタートしましたが、クラス分けテストで残念ながら一番下のクラスに下がりました。

しかし、それから奮起して勉強に対する姿勢も変わりました。
早慶附属校を第一志望に据え、少しずつ成績を伸ばしていき、小6では4クラス中2番手クラスにまで上がりました。

学校別の対策講座にも通い、コツコツと力をつけていったのです。

それでも、計算のスピードはクラスでビリから2番目くらい。
でも、とりかかった問題を確実に○をとる力をつけていきました。

入試本番、1月の立教新座中は見事合格。

しかし、2月1日の第一志望校は×。

そして、2日の明大明治中も×。

厳しい受験になりました。

3日は押さえに行きたいところですが、1月受験の○がありますので、3日も明大明治にチャレンジするとのこと!

正直、2日よりも難しい受験になることは予想できましたので、4日、5日の受験も覚悟の上でした。

 

そして・・・

 

 

見事合格したのです!!

後日調べてみると明大明治中男子の受験倍率は、2日3.9倍、3日はなんと7.7倍!

もちろん第一志望校の倍率よりも高倍率となった厳しい試験でした。
コツコツと努力を積み重ねてきたK君の見事な勝利でした。

もちろん、K君の例をもって、無謀なチャレンジの受験をお勧めするわけではありません。

一つ言えるのは、中学受験の難関校は、何が起こるかわからない。
熾烈な僅差の戦いですからね・・

最下位クラスからの奮起で、その上位の戦いに参加するだけの実力を築いてきたK君に、心から賛辞を送ります。

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