我が子のあるがままを受け入れる

子供にイライラ

我が子がなかなか思うようになってくれない時、 親としてはイライラが募るものです。

お子さんにかける期待が大きい分、そうならない時のお気持ち、よくわかります。

講師として何人も見ている中で、何故かわかりませんが、手をかけた子ほど なかなか成績が伸びなかったりすることもあります。

そんなときは、やっぱり落胆してしまうものですよね。

しかし、成績の数字が、その子の人格全てではありません。

成績だけで、お子さんの人格まで全てを否定をしてしまうような発言だけは気をつけましょうね。

ここで、ある「壷(つぼ)」の話をします。

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とある昔、インドで、ご主人さまのために毎日水をくんで運んでいた召使いの男がいました。

男は水を汲んで入れる二つの壷を天秤棒にぶらさげて仕事をします。   二つの壷のうち、一つはひびが入っていました。

小川で両方の壷にいっぱいに水を汲んで、ご主人の家まで運ぶのですが、ひび割れ壷の水は、たどり着くころには半分に減ってしまうのです。

○完璧な壷は、自分を誇っていました。

 「自分はいつも完璧に仕事をしているぞ。」

○ひび割れ壷は自分を恥じていました。

 「いつも僕は半分しか仕事ができていない・・」

月日は流れ、すっかり惨めになっていたひび割れ壷は、ある日男に話しかけました。

 「僕は自分が恥ずかしい。そして、あなたにすまないと思っている。   僕の”ひび”のせいで、いつもご主人様の家まで水を半分しか運べていない。あなたの努力が報われていない。   それが、僕はつらいんだ・・」

男は言いました。

 「毎日行き来している、この道があるだろう。道端に咲いているきれいな花を見てごらん。」

ひび割れ壷は、道の片側に、お日様に照らされて美しく咲き誇る花に気づきました。

壷は、その美しさをみて、すこし元気になりましたが、自分のひびから水が漏れていることに気づき、すぐにまた落ち込みました。

男は言いました。

 「道端の花に気づいたかい?そして、花が君の側にしか咲いてないことに気づいたかい?   私は、君からしたたり落ちる水に気づいて、君が通る側に花の種をまいたんだ。

  そして、毎日私たちが小川から帰るときに、君は花の成長のために水を撒いてくれていたんだよ。   おかげで私は、欠かさずご主人の家を花で飾ってきた。     ”ひび”のある、あるがままの君だからこそ、美しい花で家を飾ることができたんだよ。」

割れた壺

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この話、いろんな解釈ができるかもしれませんが、結構深い話だと思いませんか?・・・

成長を願いつつも、あるがままのお子さんの姿を受け入れてあげたときに、何か新しい発見があるかもしれませんね。

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コメント

  1. miki より:

    本当に深いですね。
    確かにいろいろな解釈ができると思います。
    どうとらえるか、どう感じるかは人それぞれだと思います。
    素直に飾らずに受け止められる人間でありたいと思います。
    先生のブログは奥が深いですね。

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