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受験生の本音? ― 受験本番の恐ろしさ

受験は怖い 受験期

G君は元気いっぱいの男の子。
受験生なのに、やる気がなくて、怒られることもしょちゅうでした。

でも、受験を間近に控え、ようやく一生懸命勉強し始めました。
そして、1月の男子難関校、立教新座。
そこで、担当講師の大方の予想をくつがえして(苦笑)、見事合格したのです。

G君の目は輝きを増しました。
2月1日の第一志望の早慶附属校。
全の体制で、臨みました。
朝の応援時の目の輝きも抜群です。

確かに模試では奮わなかったけれど、今のG君なら合格をとってきそうだ…
担当講師も期待が膨らみます。

 

しかし、残念ながら、不合格でした。
そう簡単には合格をもらえません…

でも、2月2日の押さえ校には、見事合格。
行きたい学校の一つに合格し、一安心です。

2月3日にもう一度早慶附属中へのチャンスがあります。
もちろん、G君の併願パターンに組み込まれていました。

 「明日もう一回チャレンジだな。頑張れよ!」

 「……いや、もう受験しません。」


 「えっ、どうして…?」

G君は、ポロッと本音をつぶやきました。

 「……もう、傷つきたくないんです…」

G君の臆病ぶりに、ついつい笑ってしまう話です。
しかし、何だかその 「傷つきたくない」 という言葉の裏に、12歳の少年にかかる中学受験へのプレッシャーと受験への恐怖感を改めて感じさせられました。

高倍率の熾烈な中学受験。
何度も受け続けるには、大人の想像以上に子供達には「勇気」が必要なんですね…

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