中学受験に必要な期間

中学受験の道のり

以前紹介した『週刊東洋経済』に掲載されていた文章で、
「えっ」と思った文章がありました。

内容は、受験対策で小三から塾に通わせる必要があるのか?
という内容です。それは、我々現場の塾講師としても、人それぞれで、『必ずしも通わせる必要はない』という意見で記事の主旨では一致します。

ただ、気になった一文は以下の通り。

「…ただ、中学受験対策のカリキュラムそのものは、実は、偏差値で中堅クラスの学校であれば、1年あれば十分だと思う。大事なのは、その前に勉強するための「下地」を子供が身につけていることだ…」

という文章です。

特に前半の”1年あれば十分”という表現は、誤解を招きそうな気がする。

公立中高一貫校に限定してというなら話は分かりますが、文章の流れから、どう考えても首都圏の私立受験についての話です。

「それは、厳しいだろう。」

というのが、現場を担当している者としての意見ですね。

“偏差値で中堅クラス”と銘打っているので条件は緩和されていますが、偏差値50を越えると競争率も半端じゃありません。

確かに10年前であれば、少し賢い子であれば1年間の勉強で合格に至れたかもしれませんが、今はそんなに甘くないという実感です。

どんなケースを例にしてこの文章が書かれたのか分かりませんが、1年で偏差値50以上の学校に合格していく子は、相当”下地”を持った子でないと厳しいという感があります。

前提条件として、公立小なら、当然クラスでトップクラスの成績で、読書や研究など勉強好きで好奇心旺盛な子ですね。さらに、受験に対して自分から主体的な意志を持って、前向きに取り組めるような子です。

その後の文章の流れは、ギリギリまで手元で勉強を教えるべし。という内容です。
矛盾しているのは、結局野放しでは1年間の勉強期間で合格させるのは難しいということなんでしょうかね。

塾の経営を支えるつもりはありませんが、現場を担当する者としては、遅くとも小5から受験勉強に取り組まないと、なかなか中堅校以上の学校に合格するのは簡単ではないと思うのですが…

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