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耳から覚える

中学受験 耳から覚える 勉強法

 新学期から基礎クラスで小6理科を担当していますが、子供たちは中学受験理科の圧倒的な知識量の前に、なかなか覚えられずに苦労しています。

 授業を受け ⇒ 家庭学習で復習し
  ⇒ 次の授業で復習テストをする……

  …のですが…(^_^;)

 テスト結果は芳しくありません…(-_-;)

 まぁ、子供たちが偉いのは、

 「先生、もう一回やって覚えるんで、
   もう一枚同じテスト下さい!!」

と自ら言ってくるところです(^_^)

 (まぁ、あんまり恥ずかしい点数なので親に見せられないから、もう一回やるのかもしれませんが…(^_^;))

 いずれにしても、覚えるのには繰り返しやるのが一番。点数が悪ければ、何度でもしつこくやってもらいましょう。

 

 赤ちゃんや小さい子供は「耳で聞いて」覚えていきます。

 外国語を習得させたければ、幼い頃から現地で暮らすのが一番ですもんね。

脳科学的には、

知能は脳の中の海馬という部分に蓄えられます。
その海馬へ情報が到達する方法は2つあります。

  1.目を通して届く方法

  2.耳を通して届く方法

それぞれ別の神経を通って海馬に到着するから、片方で上手く行かなくても、もう一方で海馬にたどり着きます。

テキストを読んで、目から情報を仕入れて脳に記憶を蓄積させるのは、もちろん必要なことですが、得意でない子もいます。

音楽を聴いて、自然と歌詞を覚えてしまうように、耳からの情報をリズムに乗せたりすると、意外と直感的に脳に伝わりやすいのかもしれません。

受験生時代に経験がある方もいるかもしれませんが、ICレコーダーなどに覚えたい文章や単語などを印象的に吹き込んで、聞き流しながら覚えるのは効果的です。
最近では、中学受験用の理科や社会の覚え歌CDなんてのもあるようですね。

目も耳も働かせることは、脳を活性化させることにもつながります。

受験勉強を通して、発育期のお子さんの脳を柔軟に鍛えていきたいですね。

コメント

  1. ちっちママ より:

    ありがとうございます。
    最近は退学や外部受験されるお子さんが増えているようです。
    私立中学受験はリスクが大きいなぁーとつくづく感じています。

  2. 真喜志 より:

    偉そうなことが言える立場ではありませんが、親の役目は有名大学に入れることがメインではないと思いますよ。
    お子さんが元気に前向きに成長できるよう、ぜひ応援してあげてくださいませ。

  3. ちっちママ より:

    ありがとうございます。
    新興校のような雰囲気は嫌いなのですが…
    でも55~60の偏差値になると自由で闊達な学校は望めないのが現実です。
    希望しない学校で6年間もその学校のカラーに染まってしまう恐ろしさはありますが子供は水者…高校受験にモチベーションが高まるかわかりません。
    私立中学はどこの学校が好きだとか言っても所詮合格を頂けた学校へしか進めない…二月は乱射撃のように行かないと一月受験の学校しか残らなかった~なんて悲惨な場面が押し寄せる。
    公立へ戻しリベンジさせたい思いはあれど子供の三年後までのモチベーションの維持は⁈予測不可能。
    だから家庭教師の力を借りてでも附属に入れれば親の役目は終了にできるんですよ。
    考えてもどうにもならないので子供に任せます。

  4. 真喜志 より:

    お子さんの状況に応じていずれの選択もあり得ると思います。
    もちろんご家庭の相談の上での方針が一番ですが、早熟でないお子さんの場合は有名附属校なんかはオススメはしませんね。
    エスカレーター式の大学附属校は、倍率も高くて厳しい受験になりますし、更に入ってからは間違いなく勉強しなくなりますので(笑)
    ダメ学生をたくさん生み出してしまう(笑)偏差値の高い附属校よりも、面倒見良く育ててくれる偏差値が低めの進学校の方がゆくゆくは本人の選択肢も増えてきますし。
    それなのに、やっぱり附属校が人気なんですよねぇ…
    もちろん高校受験の道もあります。
    高校受験も早いうちから取り組んでいたほうがもちろん有利にはなります。
    私立高校などは、中学受験の学習をしていたほうが圧倒的に有利にはなります。
    本人の意向もあると思いますので、ご家族と相談の上、柔軟に対応していかれるとよろしいのではないでしょうか。

  5. ちっちママ より:

    ありがとうございます。
    本人が受験塾へ通うことが楽しく学習が好きではあれば続け程々の所で大学受験を考えることがよいのでしょうか。
    (そうなると六年間通わせる学校を考えてしまいます。)
    それとも中学受験塾通いは辞め英語学習に向けることが高校受験へのモチベーション向上につながるのでしょうか?
    やはり受験を最後まで走るとそれなりにダメージや失望もありますよね。
    大切なのはどう生きるか…

  6. 真喜志 より:

    辞書では、『すぐれた知恵。深く物事の道理に通じる才知。』とありますが…
    それは直接その講師に聞いてみるのが一番かと。
    中学受験はどうしても早熟な子が有利となります。
    学習訓練と割り切れば、中学受験の学習が後のお子さんの学習にも大きくバックアップしてくれますが、
    何としても中学受験で大きな成果を出さないと、と力を入れすぎると、おっとりしたお子さんにとっては勉強自体が大きな負担に感じてしまうかもしれませんね。

  7. ちっちママ より:

    Nの算数講師から息子の宿題ノートに「叡智」と記されてました。
    これは何の意味があるのでしょうか?
    息子はおっとりしていて中学受験より高校受験が合うように感じます。

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