量が質を生み出す

猛勉強

中学受験の進学塾に入ると、まず宿題量の多さに辟易(へきえき)する方が多いかと思います。

そんなに大変な宿題をこなさないといけないのか。

そうしないと出来るようにならないのか?

そうしないと合格できないのでしょうか?

受験とは違いますが、ある心理学的実験があります。

複数名の陶芸初心者たちをAグループとBグループに分けます。
そして、それぞれ以下のようにコンセプトを定めて、同じ時間内に花瓶をつくってもらいます。

Aグループ:とにかく量をたくさんつくる

Bグループ:とにかく質を重視してつくる

ある程度の時間を経て、それぞれのグループで作られた作品を見比べてみるとどうなったかというと…

『量を重視したAグループの方が、良質の花瓶が多くつくっていた』

という結果になったのです。

少し考えてみると分かると思いますが、

量をたくさんつくることによって、最初は下手でも試行錯誤の回数が増えていくので、どんどん質も良くなるように修正されていくわけです。

これが、『量が質をつくる』という現象です。
  (考えてみれば当たり前なんですけど)

個人的には、面倒なことはあまり好きではないのですし、算数も出来るだけ効率的なやり方を教えるのですが…

『本当に成果を出そうと思ったら、やっぱりある程度の量をこなしていくことが必要』

という結論であることには私も経験上納得しています。

従いまして、
  ・努力をしない子
  ・宿題をこなしきれない子

は、少なくとも中学受験でそれなりの成功を収めるには、どちらかと言われれば不向き、と言わざるを得ません。

しかしながら、人生中学受験の結果で決まる訳ではありませんから、受験勉強を通して、

などなど、取り組んで得られるものは多いです。

もともとどんな子も最初から自立したできる子ではなくて、甘えん坊の成長段階の子供たちですからね…(^_^)

受験勉強を通して、できればそこに、

・努力が報われて、認められて嬉しい!

・勉強することで色んなことを学べることが嬉しい

という経験をさせてあげたいもの。

お子さんの精神的な成長のためにも、大人側の意識として持っていきたいところですね。

量をこなす必要性は分かっていても、それはダイエットするための運動と同じ。

現状の環境や能力に応じてお子さんにも限度がありますので、無理なく適度な負荷を与えながら、それを継続させていくことが一番大切です。

続ければ、必ず成果が出てきますから。

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