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エラーを恐れずトライを続ける

トライ&エラー 学習姿勢

先日、テレビで「振動がほとんどない揺れない台車を作る」というプロジェクトをやっていました。

 

通常台車というのは、荷物運搬で活躍しています。

ところが、台車に乗せたままガタガタ道を通ると、その振動がそのまま荷物に伝わって、精密機械や生鮮果物などは壊れたり傷ついてしまうんですね。

そんな問題点を解消すべく、小さな企業が、工夫を重ねて、ガタガタ道を通っても上に乗せた荷物が揺れない台車を作る、という話でした。

目標として、台車に乗せたイチゴが傷つかないようにする台車です。

これが、簡単のように思えてかなりの難題でした。

台車の上にバネやジェルなどの緩衝材を設置したくらいでは、まだイチゴはピョンピョン飛び跳ねてしまいます。

そのため、材質を変えたり、重ねてみたり、タイヤを改良してみたり…

 

その試行錯誤が10回や20回ではありません。

50回~100回以上と、何度もトライ&エラーを繰り返し、データをとりながら、これはよくなかったけど、こうすれば上手くいった、といった感じに経験値を上げていくわけです。

 

そしてついに、ガタガタ道の上でもほとんど揺れのない台車を作り出したのです。

素晴らしいなぁ、と率直に思いました。

 

  *    *     *

 

考えてみれば、日本はこのようなトライ&エラーを繰り返して、様々な発展をして今の先進国になったわけです。

そして、考えてみれば、受験勉強も同じ。

子供は、飽きやすく、エラーに弱く、すぐにあきらめがち。

 

でも、トライ&エラーを繰り返すのは成長のためには当たり前なんですね。

時に、大人も子供のエラーばかりに目を取られがちかもしれません。

 

エラーをするのは発展のために必要な要素。

そして、大切なのは、継続すること。

 

成功のために、たくさんエラーをして、それでも負けないトライの心を教えていきましょう。

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