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入試直前、柔道の谷亮子選手に学ぶ

 首都圏の受験生家庭におきましては、既に1月入試も始まり、結果も出始めてきているところだと思います。

 たとえそれが、お試し受験だったとしても、やっぱり合格すると嬉しいものですよね。

 この間、テレビで柔道の谷亮子選手が言っていました。

 「自分の状態の良いときに、次の目標を定めることが、成功する秘訣の一つです」
 谷選手は 2000年のシドニー五輪直前に、  「最高で金、最低でも金」

 と言って、そのモチベーションの強さに世間を驚かせました。  

 そして、シドニーで金メダルを獲った直後に、次のアテネ五輪で「ママでも金」を獲る事を決意したというのです。

 通常一つの目標を成し遂げたら、モチベーションは一旦大きく下がるもの。  しかし、今の自分の状態が良いからこそ、次なる目標をしっかり定めて更に練習に励んだそうです。

   この精神的な強さこそ、谷選手の強さの大きな武器となっていると言えるでしょう。

 受験でも、同じですね。お試し受験で勢いをつけて、そのまま第一志望目指して応援していきましょう。最後は気持ちの勝負です。

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 反面、お試し受験のはずが、結果が思わしくない場合だってあります。  これは、誰よりも本人が一番ショックなはずです。

 次の試験に大きな不安を抱えているはずです。  こんな時こそ励ましていかなければなりません。

   実はこの谷亮子選手。  2000年のシドニー五輪の前までは、 バルセロナ、アトランタの二度の五輪で、いずれも決勝戦で負けているのです。

 つまり連続二度の決勝戦での惨敗の後、ようやく勝ち取った、「三度目の正直」、苦心惨憺の末の賜物だったというのです。

 しかも、シドニーの時もアテネの時も練習中に怪我をして、その影響が心配されました。  その怪我を押しての、金メダル獲得だったというのです。 。痛みに耐え抜いての勝利です。

 二回連続で決勝戦で敗れ、次は絶対負けられないというプレッシャーとの戦いは計り知れないものだったでしょう。

 そんな時、怪我を負うということは、当然大きなハンデになるはずです。

 しかし、谷選手は考え方を変えたんですね。    逆に怪我によって“集中力を高める”ことにしたわけです。

   集中力を高める事によって、勝負の時に些細なミスをせず、相手に真剣に取り組むことができます。

 同じように、  集中力を高める事によって、試験の時に些細なミスをせず、問題に真剣に取り組むことができます。

 自分の“心の隙”や、“慢心”に打ち克つ事が出来るのです。   

 お子さんに状態に合わせ、第一志望に向けての心のサポートをしていきましょう。

コメント

  1. 新川すぐる より:

    いいブログですね。応援してますのでどんどん更新してください。僕のブログは気悪くするかもしれないので、あまりおすすめできませんが。また見に来ますね。

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