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ダラダラさせない方法②

ダラダラさせない方法①からの続きです。

「ねぇねぇお母さん、あのね・・・」

「そんなことどうでもいいから勉強しなさい!」  

「いつまでご飯食べてるの!」  

「お母さんは忙しいんだから、あんたにかまってる暇ないの。」  

「このテストの成績は何!? 勉強さぼってばかりいるからでしょ!」  

「勉強するのは、あなた自身のためなのよ!」

私の塾で、勉強嫌いの女の子がいました。  その子は、家に帰るといつもお母さんに「勉強しなさい!」の小言を言われ続けてきました。

しかし、その子はそのように言われれば言われるほど、勉強嫌いになっていったのです。

親に言われて、仕方なく机に向かいますが、勉強をしているふりをするだけ。集中などできず、ダラダラとしているだけ・・・。  それで、また怒られて・・・見事な悪循環です。

実はダラダラとしてしまい、勉強に集中できない大きな原因のひとつに、「心の欲求不満」があります。

その欲求不満とは、「話を聞いてもらえない」「自分をわかってもらえていない」といった、大人でも芽生える感情です。  ましてや小学生ですから、そういった要求は、大人よりも大きいのです。

子供もやるべきことは分かっているのです。  でも、心が満たされていないと、やらないのです。やれないのです。

ですので、食事時や気分転換の時に、勉強以外のことでも色々と会話をしながらお子さんの話をじっくり聴いてあげると、お子さんの気持ちはスッキリして、やるべきことに集中しやすくなります。

「学校ではどんなことがあったの?」  

「好きな先生は誰先生?」  

「塾ではどんなお友達がいるの?」    

何気ない会話でも、会話をする事によって、ストレスを吐き出すことにもなりますし、お子さんの様子や考え方を色々と窺い知る事ができるでしょう。

当り前のように行っているご家庭も多いかと思いますが、とても大切なことなので、取り上げてみました。  

心が満たされていないと、どんな方法も効果が出にくいですよね。

ダラダラさせない方法③

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