円周率暗唱の元ギネス記録保持者の友寄英哲(ともより・ひであき)さんを紹介します。
円周率の暗唱には、友寄氏が会社員の頃、たまたま興味をもって、面白半分に取り組んだそうです。
なんでも、「会社の宴会芸で披露すると好評で、人脈も広がって商談も進んだ」んだとか(笑)
1000桁の円周率を3年かかって覚え、やっと暗記できたのは30歳。
あるとき、ギネスに円周率暗唱があることを知り、それならば と挑戦して、
46歳のときに15051桁を暗唱して世界記録を立てられました。
ところが、世界には強豪がいて、次々とギネス記録が塗り替えられました。
負けじとシーソーゲームを繰り返す中で、
「54歳の時に40000桁という世界記録を打ちたて、その後8年間は破られなかった」とのこと。
すごいですねぇ・・(@_@)
そんなすごい記録を打ち立ててきた友寄氏ですが、仕事をしないで円周率の暗記をやっていたわけではありません。
普段は真面目なサラリーマンで、仕事もきちんとやっていたそうです。
「暗記に使ったのは片道一時間半、
往復三時間の通勤時間だけです。」
やはり、隙間時間を有効に使っていたのですね。
「あの電柱までに10桁、
八百屋さんの前までに10桁、
電車に乗れば次の駅までに10桁、
もし覚えていなければそこで立ち止まり、
覚えるまで先へ進みまない。
懸命に覚えないと会社に遅刻してしまう…」
というようにして「ゲーム感覚」で覚えていったそうです。
集中するには細切れの時間がいいんですね。
今では多数の記憶術の本も書いておられる友寄氏ですが、ご本人曰く、
「私の脳は ごく普通だと思います。
特に暗記が得意だったということもありません。
何度も壁にぶち当たり、自分の弱さも痛感してきました。」
ということです。
最初から特異な才能を持っていたわけではなく、努力と工夫で記憶力を高めていかれた方なんですね。
何だか受験勉強にも通じる世界がたくさんありそうですね。

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