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厚さ0.1ミリの紙を折って月に行く

月見 その他

人間って、つい早い成果を求めてしまいます。  

長く努力し、待つことは、つらいことですからね。    

さて、お子さんを塾に通わせている保護者の方で、以下のような悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?    

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毎日欠かさず勉強している。   

やったことはとりあえず理解はしているようだ。   

しかし、成績が伸びない。  

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もちろんやり方が多少悪かったり、忘れやすかったりすることもあるでしょう。

改善できるところは改善するに越したことはありません。

しかし、こういうお子さんに大きな心配はありません。  

話は少々飛びますが、厚さ0.1ミリの紙を何回折ると月に届くかご存知ですか?

地球から月までの距離は約38万km。

厚さがたった0.1ミリの紙だから、100万回くらい折らないと届かないんじゃないの?    

と思うかもしれませんね。        

答えはたったの42回です。    

(計算上は41回目で約22万km 。42回目で約44万kmに!)      

結構、ビックリですよね   (現実的には難しいですけど…笑)        

話が飛躍しすぎましたが、言いたかったのは以下のこと。    

『毎日の小さなことの積み重ねが、とても大きな力になる』    

まさに、『チリも積もれば山となる』です。      

長年塾講師をしていますと、やっぱり毎日の宿題などの積み重ねをコツコツ確実にやっている子は伸びていきます。    

そして、それが出来ない子は、たとえ低学年時に優秀生でも、学年を経ることに下がっていきます。      

毎日の計算、一行問題や漢字練習などでも良いでしょう。    

基本的なことの毎日の反復作業は   学習内容はもちろんのこと、   集中力やスピード、脳の発育を促進させてくれるのです。      

当り前のことなのかもしれませんが、年月を経て振り返ってみると、改めて毎日の積み重ねの重みを感じることは多いのです。

さて、お子さんが毎日前向きに勉強に取り組んでいるのなら、大丈夫です。

お子さんの内なる実力は毎日の積み重ねの中で着実に実を結んでいるのですから。    

コメント

  1. 真喜志 より:

    大体5年生が終わる頃に、ある程度のレベルは見えてきます。5年生は変動のある時期ですので。
    ただし6年生になってから頑張る子もいる、というのも当然ありますが。
    私も4年生から現在の6年生まで見ている子はいますが、小4では最上位クラスの生徒だったのに、今では最下位レベルの子もいれば、その逆に小4では最下位クラスだったのに、今では実力をつけて最上位に準ずるレベルで頑張っている子もいます。
    いずれにしても、中学受験、高校受験とともに難関校合格というのは簡単なことではありません。
    また、ざっくり申し上げて、中高受験両方で募集している私立学校に関しては、中学受験で偏差値50でも高校受験では偏差値60のレベルになります。
    (つまり中学受験では入りやすい学校も高校受験では入りにくいという学校が多くなる)
    中学受験では学校選びも大切です。
    本人のやる気、ご家庭の方針などを合わせてお決めください。
    以前記事にも書いたかもしれませんが、本人のやる気があるのに中学受験をやめるのはもったいないかなぁとは思っています。
    中学受験の勉強は、その内容も経験も、決して無駄にはなりませんので。
    ただ、あまりにも本人が勉強を嫌がるようであれば、中学受験にこだわらないというのも一つの道です。

  2. 小4母 より:

    そうだといいんですが。
    夏期講習からsapixに入り、中位で入れたものの
    ずるずると今は最下位クラスです。
    宿題はやってます。でもすぐ忘れるんです。
    こつこつやってもあがってきません。
    塾でもまじめに授業はきいているそうです。
    特に算数の進度についていけないようです。
    家で教え直してますが、自分で試行錯誤して考える事をしません。早く終わらせてゲームがしたいからです。最近はもう高校受験に切り替えようかと思ってます。見切りをつける時っていつなんでしょう?

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