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個別面談のポイント

塾の面談 担当講師

早いもので、もう二学期が終了しますね。    

多くの塾では個別面談会が行われるのではないでしょうか?      

塾の規模、クラスの規模にもよると思いますが、個別面談の時間というのはそんなに長くはないと思います。    

せいぜい15分から20分くらいが標準でしょうか。  

30分とってくれる塾は良心的だと思います。  

少人数の塾なら納得しますが。      

限られた時間ですと、現状の成績の話や世間話をしていると、案外あっという間ですよね。   (個人的には世間話は好きなんですけど)      

そこで、せっかくの個別面談の場ですから、ポイントを絞って話しに臨むと良いです。    

受験生であれば、随時の相談となるでしょうから、今回は非受験学年の保護者の方向けにお届けします。      

●志望校を伝えましょう    

はっきりと伝えてしまったほうが、担当のほうも指導の方向性が定めやすくなります。   校風や入試問題が本人に合った学校なのか、或いは家庭の方針がどうなのか、などを担当に確認、情報共有していくと良いでしょう。

●志望校に合格するための現状の課題を確認する    

どの科目が課題なのか。課題科目のどの分野が課題なのか。本人の受験に対する意識はどうか。生活態度はどうか。授業態度や家庭学習の態度はどうか。      

●今後の塾での流れを確認し、目標を決めましょう    

課題を確認した上で、今後どうして行くのか、塾では何が出来るのか、家庭では何をしていくべきかなど。   次の大きなテストなどで、具体的な目標を決めてみるといいですね。      

●顔を覚えてもらいましょう    

保護者の皆様は、1回の保護者会や面談で担当講師の顔と名前を把握されることと思います。    

しかし、実は講師側を代弁すると、大変申し訳ないことですが、多くの生徒を担当している講師ほど、生徒の顔は覚えていても、 保護者の方の顔と名前が全員間違いなく一致するかというと、なかなかそうでもないんです。

「前に一度話したことがあるじゃない」

とご批判もあるでしょうが、 短い時間の面談の時以外、なかなか顔を合わせる機会が少ないご家庭もありますし、また個別面談会や保護者会の時は、講師側は次々と色んな保護者の皆様と顔を合わせるので、 別の機会になると、顔は覚えているけど誰のお母さんだったか名前が完全に覚え切れないなどという事態がどうしても生じてしまうわけです。

講師側としては名前がうろ覚えだと、(もしお名前を間違えたら失礼だ)という考えが浮かんで、ついつい声をかけそびれてしまうこともあります。

そこで、

 「先生どうも。5年Aクラスの山田太郎の母です。」    

などと、お子さんの名前を入れながら積極的に講師に声をかけてみてはいかがでしょうか?    

講師も生徒の顔がパッと浮かびますから、話も弾みやすいです。 (本当は世間話でもするといいんでしょうけど、限られた時間ですと、ね・・(笑))

やっぱり印象に残ってる保護者の方のお子さんには、より意識も深くなるものです。    

●良い情報交流の場に    

「面談の機会にたくさんクレームを言ってやろう」   というお気持ちもあるかと思いますが・・(苦笑)    

ご家庭での様子を通して、保護者の皆さんがお子さんのことをよく把握されているように、   普段の授業での様子を通して、講師は他の子と比較しながらお子さんのことを客観的に把握しているはずです。

どちらもお子さんの成長を願っている思いは同じでしょうから、面談を通してお互いの情報を交換しつつ、うまくお子さんを成長するための協力の場になると最高ですよね。

コメント

  1. 真喜志 より:

    返事を書いていたのですが、長くなりましたので、記事にして返答いたします。

  2. ろぼりん より:

    先生、こんばんは。
    いつも興味深く拝見しています。
    さて、個別面談ですが我が子が通う塾では
    30分から45分の予定で、結局は1時間近くの
    時間を割いてくださいます。
    少人数の塾ですが、良心的ですよね。
    ただ、いつもしゃべりすぎてしまったかなあ?と反省しています。
    塾の先生のお立ち場から、「困った母親」「良い母親」とはどんな母でしょうか?
    また、子供の成績との関連はどのような感じでしょうか?息子は現在小4ですが、母として自分はどうあるべきか、自問自答を続ける毎日です。
    アドバイスをいただけましたら幸いです。

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