ビジネス流「賢い子を育てる」方法

プレゼンをする男性

ビジネスの社会で、コンサルタント会社などのプロが教える「問題を解決するための手法」があります。

この手法は、あらゆる活動に応用でき、子供のうちから是非身につけさせたい方法でもありますし、受験勉強をする上でも活用できるものです。
そして、いずれはお子さんが人生を切り開いていくためのツールになるでしょう。

以下に紹介しておきます。

1.具体的な目標を設定させる
2.実現までのあらゆる選択肢を考案
3.情報収集、可能性を調査
4.分析して解決策をつくる
5.発表させる


1.具体的な目標を設定させる

目標といっても、ただ「成績を上げたい」という漠然としたものでは効果は上がりません。

例えば、
「2週間後の夏休み最後の4科400点満点の学力判定テストで、300点以上を取り、偏差値を58以上にするにはどうしたらよいか?」
と、具体的に目標を立てます。

目標設定のポイントは、できるだけ「具体的に」「数字を使って」「時間を区切る」ことが大切です。
さらには「行動に向かうような気持ちを掻き立てる目標」であることが望ましいです。


2.実現までのあらゆる選択肢を考案

普段の生活でも自然と考えそうなことですが、これを「紙に書き出す」ことが大切です。
また、色々な選択肢を書き出す際は、既成の常識や経験にとらわれすぎずにゼロから考え直してみる必要もあります。

受験勉強に関しては、これをお母さんやお父さんが一生懸命考えていらっしゃることが多いかと思いますが、お子さんの将来を考えると、この作業を「本人にやらせること」が大切です。
低学年ならまだしも、小6生には本人にやらせたい作業です。

そして、初期方針を立てさせます。
例えば、
「いつも点数の悪い苦手な算数の図形単元を勉強し直そう」と初期方針を立てたとします。


3.情報収集、可能性を調査

立てた初期方針を元に行動に移すというのが多くの人が行うことだと思いますが、プロは違うようです。

その初期方針が「本当にそれで正しいのか」を分析します。
そして、あらゆる具体的な情報を収集するわけです。
また、「何をしたらよいのかわからない」という場合は、この作業を行っていないからだと思います。

例にあげた勉強の成果に関しては、問題の難易度や他の子の成績によって数値は変わってくるので分かりにくいかもしれませんが、成果を数値で意識するのとしないのとでは、やはり結果が変わってきます。

・今までの自分の各科目の成績推移がどうであったか?
・各科目の単元や項目に対して、どこが得意でどこが苦手なのか?
・得意科目をおろそかにして点数が下がる可能性は?
・担当の塾の先生の意見はどうか?
・自分の志望校への気持ちはどうか?
・勉強にかける時間の時間の使い方はどうか?


4.分析して解決策をつくらせる

集めたデータがどのような意味があり、目標解決に向けてどのような意味があるのかを考えるという作業は、問題解決能力、分析力、論理力を養うことに大いに意味があることです。
その中で、自分にあった解決策を考えていくのです。

例えば、
「この二週間は、特に苦手な算数に力を入れるために、毎朝朝食前に計算と一行問題を20分間行い、また単元別問題集の「平面図形・立体図形」の練習問題を毎日2ページ合計30ページ進める。

さらに、理科の植物単元の暗記と、社会の産業分野、と歴史の近代をノートにまとめて知識の再整理をする。

家以外では塾の自習室などを利用して、塾の授業以外に毎日2時間は勉強時間に充てる。

テストの目標点は、国語80点、算数75点、理科75点、社会80点で合計310点」

などと、最終的な方針を固めましょう。
ぜひサポートしながら、本人に最後まで立てさせてみてはいかがでしょうか?  


5.発表させる

作り上げた解決策を、大人に分かりやすく説明できるでしょうか?
お父さんに向けてプレゼンテーションをさせてみましょう。

自分の意見を大人が分かるように説明できるかどうかは各科目の記述や面接などの時に求められる力です。

また、自分の目標を他人に公表することによって、立てた目標を「やらなければならない」と自覚させることにも役立ちます。

お子さんは、今後の将来も様々な課題にぶつかるでしょう。
しかし、そんな時にもこのような考え方が役立つのではないでしょうか。

中学受験は、将来に向けてお子さんを成長させることができる、大きな機会となります。

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