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スケジュール管理と塾カバンの想い出②

 だんだんと春が近づく陽気になってきましたね。   私としては花粉が恐ろしい時期でもありますが…(^_^;)

さて、新学年では未だに教科書を忘れたとか、ノートを忘れたとかいう生徒がいます。     しかも授業前ならまだしも、授業が始まってから言い出す子も…(-_-メ)        

その度に、    

「塾でノート忘れるなんて、野球やるのにグローブ忘れるみたいなもんだぞ~」    

とか言っているのですが…(^_^;)      

忘れた生徒にコピー対応したり、ノートの代わりの紙を渡したりはしますが、時間もとられるし、書いた紙もなくしがちだし、いいことは全然ないですよね。

前回のU君に続き、今回はJ君の話。     J君は自分で行きたい学校を決めて、難関中学を次々と合格していった男の子です。      

でも、サッカーチームに入っていて、それも辞めたくなくて、受験勉強と共に頑張って両立をしていました。      

印象に残っているのはJ君のお母さんです。 受験後に色々とお話を伺うことができました。       

お兄さんの受験で苦労していた経験を持つお母さんは、J君の希望を叶えるための要は     「スケジュール管理」と位置づけました。      

サッカーで忙しかったので、勉強時間を確保するためにスケジュール表をきちんと作成し、徹底的にスケジュールを管理していました。    

夏期講習会などの長期の休みの時に、塾から渡したスケジュール表に、隅から隅までビッチリ書き込まれていて、とても驚いたのを覚えています。      

しかも、普段から予定だけではなく、   「実行結果がどうだったか」も別紙に書いていたそうです。      

予定を実行させるポイントは、      

●始まりの時間を守らせること

たとえば、「8時~9時まで宿題の時間」と決めたら、始めの8時をしっかり守らせる。     そして、もし8時40分に宿題が終わったら、残り20分は自由に時間を使わせた、との事。      

J君は自分で受験すると決めたこともあり、嫌がらずにコツコツをスケジュールに沿って勉強に取り組んだようです。      

スケジュール管理の甲斐もあり、J君の成績はまずまず上位で安定し、見事合格を勝ち取っていきました。      

お母さんのスケジュール管理能力は、素晴らしいなぁ、と思っていたのですが、     さらに驚いたのは、        

●塾カバンは、曜日ごとに複数用意していた

と聞いた時でした… (@_@)      

確かに、基本的に塾のスケジュールでは、この曜日はこの科目、と決まっていますので、        

月曜日はカバンA、   水曜日はカバンB、   金曜日はカバンC、   テストの時はカバンD、   日曜日の特別講座ではカバンE     …みたいな感じで(詳しく聞かなかったので、イメージですが…)、それぞれに筆記用具も準備していた、との事です。      

いやぁ~、さすがJ君のお母さん。    

よくよく考えると、荷物を毎回確認して出し入れする時間を短縮できるし、忘れ物の予防もできるし、確かに合理的だなぁ     と納得しましたが、最初聞いたときは驚きましたね…      

さすがに5つのカバンもいらないかもしれませんが、2つに分ける位は良いかも知れませんよ。

 

塾カバンの思い出①

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