2011年12月20日 【PR】『2012年版よくわかる重大ニュース』をもれなくプレゼント!

■ 読んで覚える?書いて覚える? ■

  先回、円周率暗唱の元ギネス記録保持者の友寄英哲(ともより・ひであき)さんを紹介いたしましたので、今回は記憶術について。
  
   ※先回の記事
  ⇒
http://blog.chugaku-juken.net/article/239974943.html
 
 
  ■ 読んで覚える? 書いて覚える?
 
  私自身、覚えるのはそんなに得意ではありません。
  学生時代も英単語を覚えるのには苦労しました。
 
  最近は歳のせいもあるのか(?)、色んな事をすぐ忘れますし、ましてや携帯電話のメモ機能などの外部記憶メモリに頼るようになり、ますます覚える努力をしなくなってしまいました…(^_^;)
 
 
  そんな私の状態を見据えたかのように、50歳を超えても円周率4万桁を暗唱された友寄さんは、こんなメッセージを語っておられます。
 
 
  『脳は使わないから、衰える』
 
 
  逆に言うと、『脳は使えば使うほど、成長する』ということですよね
  (歳をとっても"脳力"は高まると…(^_^;))
 
 
 
  さて、中学受験でも理科や社会などの知識科目・知識分野では、たくさん覚える事があります。
 
 
  覚え方は色々あると思いますが、大きく分けると、
   
  ・何度も読んで覚える
  ・何度も書いて覚える
 
  の二つのタイプに分かれるそうです。
 
  覚えるのが苦手な人は、おそらく後者の書いて覚えるというやり方だと思います。
 
 
  何度も書いて覚えていく。
 
  面倒かもしれませんが、1回読むより10回書く、という気持ちですね。
 
  私も、どちらかと言うと書いて覚えることを推奨します。(自分もそうでしたし(笑))
 
 
  テストでは、「書く」という作業をするので、書くという行為そのものも、直接記憶として定着します。
 
  アウトプットの訓練になるわけですね。
 
   
 
  ところが、意外と「読んで記憶する派」も多いようです。 
  生徒を見ていても、一生懸命書いているかというとそんな事はなく、覚えるのが得意な子ほど、本を読みながら覚えてしまっているようです。
  (特に本人の好きな分野は覚えるのが早いですね…)
   
  調査によると、多数の東大生に覚え方を聞いてみたところ、やはり意見は二分するそうです。
 
  概して本を読むのが好きな人は、大事なところを繰り返し何度も読むほうが、効果的に覚えてしまうそうです。
 
  確かに集中力を高めていれば、読むことでその文章の情景が頭に焼き付けられ、様々な語彙も一度に覚えてしまうのでしょう。
 
  また、読んで覚える方法は「場所を選ばない」から便利です。
 
  通学の移動時間や、ちょっとした隙間時間に手軽に読んで覚えることができます。
 
 
  考えてみれば単語帳も何度も読んで覚える部類に入りますし、 
  最近は、マークしたところを隠せる赤シートを使う方法が楽しく覚えられていいのかもしれませんね。
 
 
  更には、その両方を合わせた「五感をフルに使う」方法もあります。万人向けですよね。
 
  声に出して聴いて、書いて覚えていく。
 
  (そういえば、私は英単語こうやって覚えていました(笑))
 
  授業でもできるだけ耳に残りやすいように、フレーズに載せて覚えやすいように教えるようにしています。
 
  最近は歌で覚えるCDなんてのも売ってますもんね。
 
 
  記憶術は様々ありますが、友寄氏によると、
 
 
  『忘れたころに復習する』
 
 
  のが、一番大切だと。  ごもっともです。
 
 
  お子さんに合った記憶術を使って、脳をフル活用しながら、"脳力"を高めて行きましょう!



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2011年10月18日 【PR】『2012年版よくわかる重大ニュース』をもれなくプレゼント!

■ 苦労するから実力がつく ■

  今回は算数のお話です。

 先日の5年生での授業でのこと。
 授業最初に黒板に課題が与えられます。


 <問題>
 1×2×3×4×5×・・・ ×49×50 
 の計算結果では、末尾に0が何個並びますか?


 数論の代表的な問題ですが、夏期講習会の時に一度軽く教えていたので、確認のために出題しました。

 
 ところが・・・


 子供たちはやり方をすっかり忘れていて、一部の子は

 「あれ・・何か素因数分解とかするんだっけ・・?」
 と非常におぼろげ・・


 大半の子は、一生懸命「根性算」。
 
 根性で10列くらいになる掛け算の筆算をノートいっぱいに書いてして汗水を流しておりました・・ (^_^;)


 記憶がおぼろげな子も、

  「しょうがない…」
  と、一緒になって「根性算」 (笑)
 
 

 やはり、普段やっていないようなことは、一回教えただけでは全く定着せず忘れてしまっていることが証明されました・・。
 
 (夏は二学期に再度やることを見越して軽く触れた程度だったので、忘れてても、まぁ良しとしますが…(^ ^;ゞ  )
 


 5分以上経っても、
 
 「先生〜、もうちょっと待って・・」

 などと言っているので、強制終了。


 正解は12個なんですが、正答者は ゼロでした・・(*_*;)


 「よし、じゃぁ この問題。
   先生が、どれくらいの時間で解けるか測ってみよう。」


 大きな表示のストップウォッチで
 「よーい、始め!」
 と自分で計測してみました。


  余裕を持っておもむろに黒板に書き始めます。

   5 )50   
   5 )10
      2

    10+2 = 12個


  ここで余裕を持ってストップウォッチを止めますと、わずか8秒でした。


 「ほら〜。8秒で解けるだろ〜!!」


 生徒たちからは、歓声があがります。
  
 「すげぇ 」
 「さっきまで自分がやっていた計算はなんだったんだぁ〜」

 同時に、「えぇ〜、何で〜?」
 という声も。

 
 「なぜこうなるかは、後で教える。」
 
  と、もったいぶって、もう一度数論の基本問題から教え直しです。

 
  授業の導入としては、成功したようですね。
 
  その後は生徒たちは得意気に、こういった問題を解けるようになっていきました。
 
 
  自分が、苦労して失敗した経験があるからこそ、
  「良い解法」は記憶に定着したようです。
 
 
 
  さて、算数って解法を理解し覚えていくことは大事なのですが、単純に「この問題の解法はこうだよ」と教えても、思考力は深まりません。
 
  ひとつの問題に対して、さまざまなアプローチで考えて苦労していくうちに、思考力も深まるし、記憶も定着するわけです。
 
 
  日本一言われるの灘高の授業では、数学のひとつの問題に対して
  「誰の解法が一番美しいか?」
   で競い合ったりするそうです。
 
  そうやって、思考力を磨いているのでしょうね。
 
 
  最初から、素晴らしい解法が載っている参考書を丸暗記しても、本質的な算数力がつくわけではありません。 
 
 
  最初は根性でもいいので、何とか自分の力でチャレンジさせ、試行錯誤させることが、算数の思考力を深め、記憶の定着を促すことにつながっていくはずです。


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