5年生の算数での担当生徒に、ちょっと不思議な生徒(B君)がいます。
例えば授業で 、
「素数は約数が2個しかない数。
例えば、2,3,5,7,11,13,17,19,‥。
よし、30までの素数を調べよう。
ヒントは6の倍数の両脇にあることが多いよ。」
ところがB君は30まででは満足しません。
勝手にその先まで調べていって、かなりのスピードで200ぐらいまでどんどん調べていくのです。
ノートにビッシリ数字が並ぶのを楽しむかのように・・(^_^;)
「B君、もういいよ。そこまででストップ!!」
と手綱を引かないと(笑)、どんどん勝手に進めて行ってしまうのです。
それからはクラスメイトから、「素数のB君」とあだ名を付けられています…(笑)
もちろんB君は素数だけが好きなわけではなく、
「良く出る平方数は覚えておこうね。
11×11=121、12×12=144、13×13=169、14×14=196、…」
B君はまたまた留まることなく調べて、ノートビッシリに書き始めます(笑)
他にも、3.14算や三角数、13の倍数、良く出る小数から分数への変換、中心角…などなど。
B君は講師でありながら覚えの悪い私より、暗記しているのは確実です(笑)
おかげで授業中も、計算機代わりにB君を頼る始末(笑)
そんなB君ですから、算数は大得意で、計算テストは人一倍速いです。
ただ、ちょっと偏っているので非効率な面を手綱を引きつつ修正してあげないといけないのですが・・(笑)
しかしB君を見ていると、改めて算数は数字に強い子ほど有利な科目だと感じるのです。
複雑な計算処理を求められますので、計算力は土台となります。
もちろん、文章題もあるので、他の能力も必要になってくるのですが、
受験算数は「計算力+思考力」ではなく、
「計算力×思考力」と言われるように
とても重要な計算力を高めていくことを、改めて意識したいものです。
●最低限覚えておきたいもの
・3.14算の一桁。3.14×2〜3.14×9
(円が絡んだ図形で使います。)
・三角数。1から順番にどこまで足した数?
例えば、1〜10までの整数を足すと55
初めて100を超える1+2+…+14=105くらいまで。
・平方数。11×11〜15×15
(共に規則性の問題で使います。)
上をめざす場合はもっと色々ありますが…
毎日の計算練習をあなどらず、解答や計算機に頼ることなく、
よく出る数値や計算結果は暗記させて「数字に強く」なるように育てていきたいものです。
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