HOME カテゴリ別記事マップ 中学受験ニュース 学校情報 メルマガ 掲示板   

2008年11月16日                                               

■ 体育の実技について ■

Q.体育実技には運動神経が良くないと受からないのでしょうか?

A.基本的にはほとんどの学校は学力の方を重視しており、体力的な問題がないかを見ていることに変わりはないと思われます。
長年体育実技を科してきた雙葉中学も、近年入試から体育実技をなくしましたが、「一生懸命やる姿勢」を見ていただけです。
内容は縄跳びなどですが、運動オンチで、しかも緊張して何度も引っかかってしまった体育の通信簿が万年“2”の生徒でも、一生懸命やれば合格できました。

他に今でも、慶應系の3校はいずれも2次で体育実技を科しています。
これは創立者の福澤諭吉の「まず体力」という方針を踏襲しているのでしょう。
学力が優れていても、体力的に問題のあるような生徒は慶應の生徒として相応しくないという考えがあるのかもしれません。
 
しかし、2008年入試で科された体育実技の内容は、 [普通部] マット運動(前転、後転、開脚前転) [中等部] 縄跳び(自由)、マット運動(前転、後転、開脚前転)、などです。

内容をみると、学校の体育の授業で行われている比較的難度の低い種目です。 生徒に求めているのが高い運動神経とは言えないと思います。
 
以前担当した男子生徒で慶應中等部を受験し、1次の筆記試験を合格した生徒がいました。

その子の家族の中に慶應出身のお医者さんがいたので、2次試験も有望じゃないかと、よこしまな期待もあったのですが、残念ながら不合格でした。
 
不合格の原因ははっきりとはわかりませんが、その子は病弱な喘息持ちで、運動全般は不得手でしたので、実技でひっかかってしまった可能性は否定できません。

また、2次試験という特性上、基礎体力や指示をきちんと守れるかなどをみるのと同時に、1次試験でボーダーライン上の生徒を選別するために、体育実技の結果を見ている可能性もあります。

その場合は1次で高得点をとっていれば有利ですね。
いずれにしても、「運動神経が良くないと合格できない」ということはないでしょう。

学科試験対策に注力したほうが良いと思います。

以上は一般的な見解ですが、学校によって体育実技の意味合いが多少異なるでしょうから、直接学校に問い合わせてみては如何でしょうか?
 

 何かのお役にたてましたら、応援クリックお願い致します。
 記事を書き続ける励みにもなっています。

                   中学受験ブログ情報へ

               ネット通販ランキング


2008年09月10日                                               

■ 不安定な子供心と向き合う ■


 先日、6年生の娘(Aさん)を持つお母さんから、相談を受けました。


 9月から難関対策講座に通い始めた。
 授業に参加してみたら難しくてついていけなくて、周りから完全に遅れをとっているような気持ちになって本人がとても不安定になっている。

 家で泣き出したり、いつもお母さんの周りをついてまわったり・・。


 そんな娘の様子を見かねて、心配になり、相談にこられたというわけです。

 

 Aさんはもともと他の子と比べてそんなに集中力があるほうではなく、特に5年生の頃は 授業中もよく注意されていました。
 宿題もきちんとできずに手を抜いてしまって、成績も落ち気味でした。


 しかし、6年生になってからは 彼女なりに頑張っている様子は伺えました。


 秋になり、入試まであと5ヶ月ということで、塾でもかなりプレッシャーをかけられています。

 やるべき宿題も多くなって、ただでさえ精神的にも実際の生活でもアップアップになってしまっている中で、
 難関講座に参加して、劣等感を感じてしまったのでしょう。


 家では、お母さんも心配のあまり、 

 「もう、受験やめる?」
 という話にまでなったようです。
 
 私はお母さんの話を伺いながら、最近の授業の様子やAさんが頑張っていることなどを伝えました。
 そして、今年の2月のバレンタインデーの時に、Aさんが私宛に書いてくれた手紙を見せました。


 その時チョコレートがなかったので、手紙を書いてくれたようです(苦笑)

 
 手紙といっても、メモ用紙1枚に たどたどしい字で書いてくれた10行ほどの文章です。


 「真喜志先生、いろいろとありがとうございました。
 受験までまだ期間があるので、これからもよろしくお願いします。
 家の環境がかわり、勉強部屋もできました。
 これからは、心を入れかえてがんばります。・・・」


 そこには今まで私に見せたことのなかった、彼女なりの勉強に対する決意が書いてありました。

 私はそのたどたどしい文章に心意気を感じ、大事にメモ用紙を取っておいたのです。
 (食べてなくなってしまうチョコよりも貴重かも知れませんね。)

 
 お母さんにその手紙を見せた後、娘さんのことを褒めて、「大丈夫ですよ」と話しました。
 お母さんは、手紙を見つめて苦笑しながら、涙を流されていました。
 

 その日、Aさんを呼び出して話を聞いてあげました。
 短い時間でしたが、事情を聞いてあげ、他の子達も苦労している様子を伝えてあげたり、励ましてあげると、
 すっかり満面の笑顔で帰っていきました。

 

 まだまだ小学生ですから、心も不安定です。
 最初から完璧を求めようとしても無理です。


 しかし、周りの友達や大人たちの関わりの中の
 ちょっとした支えで、気持ちの持ち方は前向きに変わります。

 そして、右往左往しながらも成長していくのでしょう。
 
 これからの時期、精神的に不安定になってしまう子は、これからもたくさん出てくると思います。

 
 でも、それは当り前のことと思ってください。
 お子さんを責めてばかりいても仕方ありません。


 受験をするのは飽くまでもお子さんです。
 受験勉強をすることは、大変つらいことです。


 その苦労を理解してあげつつ、本人が持つ力を最大限発揮できるように、しっかりとサポートしていけば、お子さんは順調な成長を遂げる事ができるはずです。

 何かのお役にたてましたら、応援クリックお願い致します。
 記事を書き続ける励みにもなっています。

                   中学受験ブログ情報へ

               ネット通販ランキング


2008年08月15日                                               

■ 中学受験も大昔は・・・ ■

Q.大昔6年生の1年間 週1回通っただけで合格できたのですが、今の時代 それは難しいのですか?

(小4の娘をもつK@関西)


A.はい。基本的に難しいです。有名校になればなるほど、ですが。
今は、受験者数が随分増えました。
もちろん受ける学校のレベルとお子さんの能力によりますが。

 何かのお役にたてましたら、応援クリックお願い致します。
 記事を書き続ける励みにもなっています。

                   中学受験ブログ情報へ

               ネット通販ランキング




中学受験に克つバナー