やる気を出す小話 成功者に学ぶ

やる気を出すには、あこがれの存在がいることが一番。
ここでは、成功者から学んでみました。

有言実行 必ず合格する?

スキージャンプ

ソチ・オリンピックがにぎわっていますね。

オリンピックではたくさんのドラマがありました。
個人的には、やっぱりスキー ジャンプの葛西紀明選手の銀メダルが印象的でした。

「メダルを取るまであきらめない」

その信念で、41歳になってもオリンピックに出場できる実力を保ち続けている。
それだけで本当に『レジェンド(伝説)』ですよね。
(歳とると、その凄さが身にしみてわかります…(^_^;))

そして、見事に銀メダルを獲得する大ジャンプ。
7回のオリンピック出場の中で、個人でメダルを取ったのは、今回が初めてでした。
オリンピックという大舞台で、見事に『有言実行』の結果を残してくれました。

さて、中学受験においてもまさに小学6年生の子供たちのオリンピックでしたね。
様々なドラマがありました。

私が長年この仕事に携わってきて、驚く出来事がありました。

例年、入試直前に受験生を集めて「出発式」をやります。
その中で、生徒たちの代表が挨拶をしました。

生徒代表を務めたA子さんの挨拶。

「…ここまで支えてくれた、先生方、お父さん・お母さんに感謝します。ありがとうございました。」

 …と、ここまでは感動を誘う優等生の挨拶でした。

驚いたのは、挨拶の最後にA子さんの決意表明があったのです。

「私は、○○中学に必ず合格します!!!」

私は、エッ!、と驚きました。

同じ校舎の中ですから、誰もがA子さんのことを知っています。
しかも、女の子ですから、人の目を気にするのが普通です。

失敗した時のことも考えて、誰がどこの中学を受験するかは通常秘密にしていて、我々講師も誰がどの学校を受験するかは他の子には知られないように気を遣っているのです。

たとえ、決意表明をするにしても、普通は、

「私は、第一志望校に必ず合格します!!」

というように、学校名は濁らせて言うのが普通なんです。

それなのに、A子さんはよりによって、偏差値65を越える第一志望の学校名を言ってしまいました。
当然合格するかどうかは我々担当からしても五分五分の学校です。

(…あ~、言っちゃったかぁ…(*_*; )

と思ってしまうくらいに、彼女の決意は素晴らしかったのです。

でも、言ってしまったことによって、彼女の決意は更に固まったのでしょう。  
そして、肚がすわって、勇気を奮い立たせたんだと思います。

A子さんの結果。

見事、第一志望校の○○中学を合格しました!

まさに、『有言実行』を成し遂げたわけです。

困難な目標を、あえて周囲に公表することによって、自分にプレッシャーを与えていく。
  
逃げたい心を、あえて周囲に公表することによって、逃げ道を無くしていく。

そういった心意気が、結果を引き寄せたんだと思います。

でも、たとえ結果が伴わなかったとしても、A子さんの勇気をバカにする人はいるでしょうか…?
失敗してしまった時の恥を恐れずに決意を公表したA子さんの心意気をバカにする人はいないと思います。

スキージャンプの葛西選手と同じように、理解ある周りの人たちが更に応援を続けてくれるでしょう。

A子さんは教え子ながら、すごいなぁと感じました。
そして、逆にA子さんを見習わないといけないなぁとも感じますね。

受験が終わったご家庭は、本当にお疲れ様でした。
これからの皆さんは、頑張って行きましょう。

そして、『有言実行』の心意気、見習っていきたいですね。

本田圭佑の作文に学ぶ

  もうすぐ夏休みも終わり。
  夏期講習会はいかがでしたか?

  今年はコマ数を少なめにして講習会に臨みましたので、体調は崩さずにすみました(苦笑)

  しかし、受験生も仕上がり具合はまだまだ…(^_^;)
  二学期から更に気合を入れて指導して行かなければなりません。

  ■サッカー本田圭佑選手の小6の作文

  最近はメジャーリーグでイチロー選手が通算4000本安打という記録を打ち立てました。

  以前、このメルマガでも紹介しましたが、一流の選手というのは小さい頃から目標が明確ですね。

  ●イチローの作文に学ぶ

  今回は、たまたま見つけたサッカー日本代表キャプテンの本田圭佑選手の小6の時の作文を紹介します。

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    『将来の夢』

                  本田圭佑



 ぼくは大人になったら 世界一のサッカー選手になりたいと言うより、なる。


 世界一になるには 世界一練習しないとダメだ。だから今ぼくはガンバっている。今はヘタだけれどガンバって 必ず世界一になる。


 そして世界一になったら、大金持ちになって親孝行する。


 Wカップで有名になって ぼくは外国から呼ばれて ヨーロッパのセリエAに入団します。そしてレギュラーになって10番で活躍します。
  
  一年間の給料は40億円はほしいです。プーマとけいやくしてスパイクやジャンバーを作り、世界中の人がこの僕が作ったスパイクやジャンバーを買って行ってくれることを夢みている。


 一方 世界中のみんなが注目し、世界中で一番さわぐ4年に一度のWカップに出場します。セリエAで活躍しているぼくは、日本に帰り ミーティングをし、10番をもらってチームの看板です。
  
  ブラジルと決勝戦をし、2対1でブラジルを破りたいです。この得点も兄と力を合わせ 世界の競ごうをうまくかわし、いいパスをだし合って得点を入れることがぼくの夢です。
  
 
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  数値も含めて、具体的ですよね。

  漠然とした『夢』ではなくて、具体的に『目標』にしているから、実現のために努力しているのだと思います。

  さて、中学受験を目指されている皆さん。

  こんな本田みたいなお子さんなら良いですけど、なかなかこんなお子さんは少ないかもしれません。

  ですが、この作文から学べることがありますよね。

  目標を現実化するには、『数値目標』を立てるのがいいです。

  例えば、○○中学に合格するために…

  ●9月の模試で苦手な社会の偏差値50をとる。
  ●11月の合不合判定テストまでに、4科偏差値55をとる
  ●11月の模試までに、○○中学の合格率60%をとる

  などと、具体的な数値目標を立ててみてください。

  きちんと数値目標を立てれば、それが達成できれば大きく褒めることができますし、達成できなかった時は、反省して、次の目標を立てればいいわけです。

  数値目標は目標を達成するための大きな刺激になります。

  あとは、諦めないで継続していくことですよね。

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荻野公介の活躍を支えてきたのは?

萩野を支えた人

 一年ほど前、「高校生メダリストに学ぶ」と題して、競泳選手の荻野公介を紹介しました。

■高校生メダリストに学ぶ

 昨年のロンドンオリンピックにて、競泳男子個人メドレー400mで銅メダルを取得して一躍注目を集めました。

  そして、今年の4月に行なわれた日本選手権水泳競技大会においては、

  ○男子100m背泳ぎ 優勝
  ○男子200m自由形 優勝
  ○男子400m自由形 優勝
  ○男子200m個人メドレー 優勝(日本新記録)
  ○男子400m個人メドレー 優勝(日本新記録)

  何と、水泳競技大会史上初の五冠を達成したのです。

そして、最近ニュースで騒がせているのが、バルセロナ世界水泳選手権においては、

  ○男子400m自由形 銀メダル
  ○男子200m個人メドレー 銀メダル

 

と、世界での活躍も快挙をみせてくれています。

今回のバルセロナの競泳世界選手権での活躍ぶりで、競泳界の「第二のコウスケ」としての位置を確立された感じですね。

■活躍の陰の支え

TVの特集番組で紹介されていましたが、実は、彼の活躍の背後には、ご両親の支えがありました。

小学校3年生の時に幾つか親子でスイミングスクールをみて回り、本人が「ここがいい!」決めたのが、何と車で一時間もかかるスイミングスクール。

お母さんは、週6日間、息子を毎日車で送ったそうです…。

午前中に家事を済ませ、午後に夕食の準備を全て終わらせ、夕方 車で息子を学校に迎えに行く。

車の中で、軽食を与え、仮眠をとらせて1時間掛けてスイミングスクールへ。

息子が泳いでいる時は、見学し、夜9時に練習が終わると、また車で息子を家に連れて帰る毎日。

これを週6日間、なんと高校3年生まで10年間続けて来られたというのです。

公介本人も、「母の支えが大きかった」と言っていました。

やはり、活躍する人物の背後に支えあり、ですね。

毎日の塾弁作りも大変だと重いますが、次世代を担う子供たちのために、私たち大人が喜んで、楽しみをもって土壌作りをしていくのもいいのではないでしょうか。

 

 

ほんのちょっとの差

ボクシンググローブ

個人的に好きなスポーツでボクシングがあります。
(観戦のほうですけど(笑))

最近では世界タイトルマッチが連続してあり、
亀田興毅選手や八重樫東選手、三浦隆司選手に山中慎介選手と
日本人ボクサーの世界チャンピオンや新世界チャンピオンが
頑張っているので、嬉しい限りです。(ちょっと男の世界ですけど…)

強いボクシング選手を育てる上では、やはりトレーナーが必要です。

既に他界されましたが、有名なボクシングトレーナーがいます。
なんと、日本人の世界チャンピオンを6人も輩出しています。

育てられたチャンピオンたちの名前は、
藤猛、海老原博幸、柴田国明、ガッツ石松、友利正、井岡弘樹。

ガッツ石松さんは、今でもタレントとしてテレビに出ていますのでボクシングに関心がなくても、
ご存知の方も多いのではないでしょうか?

ちなみに、世界3階級を制覇した井岡弘樹さんの甥っ子である井岡一翔選手は、
今では日本人最短で世界戦2階級を制覇しています。
また、今でも時々テレビに出てくる元ボクサーだった俳優の赤井英和さんも指導を受けています。

その名トレーナーの名前は、

エディ・タウンゼント』(生1914年 – 没1988年)

今では、エディ氏の功績を讃えて国内で最も活躍したプロボクシングのトレーナーには
「エディ・タウンゼント賞」が贈られるようになっています。

現在もスポーツの体罰指導の問題はありますが、エディ氏は、
戦後まもない当時の日本のボクシングジムでは当たり前だった指導用の竹刀をみて、

「アレ捨ててよ。アレあったら僕教えないよ!
牛や馬みたいに叩かなくてもいいの!
言いたいこと言えば分かるんだよ!」

といって、体罰ではなくハートによる指導を取り入れた先駆者です。

トレーナーの言うことを聞かない選手に対しては、

「背中にゴミがついてるよ。」

と嘘をついて、本人では気づかないことがトレーナーには見えるんだよ、
というトレーナーの必要さを、選手に上手に教えたりしました。

そんなエディ氏の名言があります。

エディ氏は、人差し指と親指をちょっとだけ開いてみせながら、こう言いました。

「世界を獲れるボクサーと、獲れないボクサーの差は、たったこれだけね。ほんのちょっとなの」

これは、苦しくて負けそうになったとき、もう少しだけ頑張ったヤツだけが、
チャンピオンになれるんだ、という教えです。

やっぱり、技術うんぬんはあるにせよ、最後は気持ちの勝負になってきますね。
そして、そういう強い気持ちが土台にあるからこそ、技術も磨かれていくのだと思います。

さて、もちろん受験でも同じことですよね。

お子さんにも伝えていきましょう。

「合格を獲れる子と、獲れない子の差は、たったこれだけ。ほんのちょっとなの」

ちょっとの頑張りを続けるからこそ、大きな力になってきます。

そして、最終的に同じ志望校を受ける子達の学力差は少ないので、最後は本当の気持ちの勝負になってきますよ。

私もエディ氏を見習いながら、最後まで生徒たちを応援していこうと思います。

活路を見出す 松井秀喜に学ぶ

バッターのシルエット

首都圏の受験者に於きましては、1月受験の結果も出揃い、いよいよ2月の本番受験へ向かう時期となりました。

本番の受験は1月受験と比べてかなり熾烈な争いになる学校が多いですので、結果がどう出るかは普段の成績の良かった生徒であったとしても、決して侮れないです。

模試や1月受験の結果で順調に良い結果を残しているお子さんはまだ良いとして、良い結果が出ていなかった場合、気持ちが落ち込んでしまうこともあります。
お子さんも、お母さんも…(^_^;)

(算数が苦手だからダメなんだ )
(国語の記述が書けないからダメなんだ )
(社会が覚えきれないからダメなんだ )
(……これじゃぁ、きっと本番も不合格になってしまうに決まっている…(+_+))

マイナスのことを考えて落ち込んでいても、成績は上がりませんよね。

■松井秀喜選手

昨年末、メジャーリーグで活躍していた松井秀喜選手が引退しました。

才能に恵まれ、日本の野球界で輝かしい結果を残してメジャーリーグで人気チームのニューヨークヤンキースに入団して活躍した素晴らしいスター選手。
一般的には、そういう印象があります。私もそういう印象を持っていました。

しかし、実際の松井選手の野球人生は、実は茨(いばら)の道だったそうです。  

甲子園では敬遠ばかりされ、全く活躍できず。
そしてバッターとして致命的な「膝(ひざ)が硬い」という欠点があり、プロでは膝元や、身体に近いコースを徹底的に攻められ、打てずに悩んだといいます。

松井選手は後に苦労話を語っています。

「膝元もそうですが、身体に近いコースを徹底的に攻められました。
肘(ひじ)が畳めないとか、そんなことだけではなく、当時の僕は、バットの軌道がワンパターンだった。これは、腕がどうというより、身体全体にかかわることです。

当時、そのことを考えて寝つけなかったり、いろいろ悩みました。
夜中にガバッと飛び起きて、バットスイングを繰り返し、どうすればこの欠点が克服できるのか、
と考えたことを思い出します。」

松井選手は日々の練習では「身体に当たるようなボールを打つ練習」までおこない、
「そのイメージをしたスイングを続けた」というのです。
そういう練習を反復してやった結果、苦手だった膝元を突く球も打てるようになった、というのです。

あの松井選手も、苦労して弱点を克服していったんですね。
やっぱり一流選手は、努力の人ですね。

■最後は気持ちの勝負

模試の結果や1月受験で失敗しても、2月の本番で逆転合格していった子たちもたくさんいました。
それなりに模試の結果を見て受験校を決めたはず。

実際受験に来る子たちの力量に、そこまで大きな差はありません。
当日出てきた問題の種類によっては、普段の実力に逆転が起こってしまうのも現実です。

また、例え自分に弱点があったとしても、その科目を捨てては元も子もありません。
自分の力量で取れる問題を確実に解ききっていけば、活路は見出せるかもしれないのです。
気持ちで負けていては、合格の門は開けませんしね。

先日、卒塾生が来て、今の子たちに証をしてくれました。

『もし、不合格になったら、「これだけ頑張った自分を落とした学校の方が悪い」
と思えばいいんだよ。』

やるだけやりきれば、素直にそう思えるわけですよね(^_^)

受験生を持つ読者の皆様、お子様が活路を見出して突破するよう導きながら、最後までサポートしていきましょう!

『外国人選手のように肩が強くなければ、捕ったらすぐに投げればいい。
脚力が劣れば、スタートの第一歩をどうするか考えたらいい。
自分は何で勝負できるかを考える事によって、活路が見出せるはずだ。
                                                     ー 松井 秀喜 』

 

 

人生を決める公式

男性教師

過去に担当する生徒に話したことのある内容です。
京セラやKDDI(第二電電)の創業者であり、実業家として名が知られている稲森和夫氏が話した内容の受け売りですけど …(^^)

受験勉強は、なかなか簡単ではありませんね。
ライバルもたくさんいます。

成績が上がらず、モチベーションが下がってしまうこともあるでしょう。
できるクラスメイトと自分を比較して落ち込んでしまうこともあるでしょう。

でも、1回のテストで人生の全てが決まってしまうわけではありません。
以下は、これから先の人生でも使える一番重要な公式です。

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『 人生を決める公式 = 能力×熱意×考え方 』
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3つの要素「能力」「熱意」「考え方」とあります。

「能力」というのは、人それぞれが先天的に持っているもの。
受験なら偏差値で考えれば分かりやすいかもしれませんね。

能力が40~60くらいまでとしましょう。先天的な能力差はどうしても存在するものです。
しかし、長い人生に於いて、能力の比重はすべてを左右するほどの大きさを持ってはいません。
それはむしろ「小さな差」と言えます。

次に「熱意」
「努力」と言い換えても良いでしょう。「熱意」は、能力とは別の後天的な要素です。
熱意は0~100までの値の幅があります。

たとえば、Aさんが能力が60で熱意が50だとすると、
60×50=3000というパワーを持っています。

これと比べてBさんの能力が45だとします。しかし、Bさんの熱意が100だとすれば、
45×100=4500というパワーになり、Aさんを上回ります。

「能力」よりも「熱意」の方が、後の影響力が大きいと言えるのです。

そして、最後の要素である「考え方」
実は、これが一番大切です。
なぜなら、「考え方」の値は-100~+100まであるからです。

例えば、熱意を100%かけてテスト勉強をしたとしましょう。
しかし、結果が思ったより出なかった。合格基準に届かなかった。
そんな時、どう考えますか?

(自分はもう駄目なんだ。一生懸命頑張ってもムダなんだ…。)

なんて、マイナスの方に考えてしまえば…
先ほどの公式に当てはめてみると分かるように、人生のパワーは、あっという間にマイナスに急落してしまいます。

でも、残念な結果だったとしても、
(周りのライバルたちも頑張っているんだから、今回の努力程度では、まだ結果が出ないのは当然だ。
次回は今回よりも上を目指すぞ!)

と、プラスに考えることができれば…
更なる「熱意」を傾けることができます。

そして、いつもプラスの「考え方」を心がけ、それを「熱意」に変えて行動するようになれば、
知らない間に、「能力」も上がっていく
のです。

東大に合格したのにニートになってしまう人がいるという現代。
「考え方」はとても大切な要素ですよね。

お子さんたちがプラスの考え方で熱意を持って取り組めるようになるには、大人のサポートが必要だと思います。
お子さんたちの努力が継続して実っていくよう、適切な声がけをしていきましょう。

 

ウサイン・ボルト:弱点があっても…

  オリンピックも終わり、一息つきましたね。       少し熱も冷めた頃ですが、個人的に印象的だったのが、皆さんもご存知のジャマイカの陸上競技短距離選手、   ウサイン・ボルトです。

 圧巻の走りで、北京に続いてロンドンでも100m、200m共に金メダルを獲りましたね。       予選時の余裕の走りなんかを観ると、彼はまさに非の打ち所がない恵まれた長身、完璧なボディを持って生まれたんだなぁと思っていました。         ところが……     後になって知ったのですが…  

  実は、ウサイン・ボルトは病気持ちだったのです。

  非常に珍しい、背骨が曲がっている『脊柱側湾症』という病気です。  

 不安定に揺れる背骨のバランスをとるために骨盤が大きく揺れ動き、筋肉に大きな負担がかかってしまうとのこと。

 もちろん、アスリートにとっては、とても不利な病気です。   

  その影響で、左と右の筋肉の付き方も大きく違い、走った時の歩幅が左右20センチも違っているのだとか。         更には、スタートの時のフォームも足をまっすぐに伸ばしにくいなどの悪影響が出てしまい、それによってスタートのタイムも遅れがち。

    過去には病気の副産物となる肉離れに悩まされたり、2004年のアテネオリンピックでは1次予選敗退という惨敗で挫折を味わったことも。     苦手なスタートで遅れをとらないように気の焦りから2011年の世界選手権では、金メダルが期待されていたのにフライングで失格になったこともありました。       周囲からの過剰な期待の中で、病気に負けない身体をつくるために週5日の地道でハードな背筋などの筋肉トレーニング。

  弱点を克服するために気の遠くなるようなスタートダッシュの練習を連日繰り返し。

  ジャマイカのオリンピックの選考会では、また太もも裏の筋肉を痛めてしまい1位をとれませんでした。

  その後、体調を回復させるためにロンドンオリンピックまでの試合を全てキャンセルし、数ヶ月間表舞台から消えました。

  その頃は周囲からも期待を疑問視されていました。

  ボルトはもう限界だ、ボルトはもう勝てない、と言われ続けました。     得意の200mだけに専念したら、という意見もありましたが、     本人は100mも絶対に諦めませんでした。         ボルトもやっぱり勝利を信じて、やるべきトレーニングを地道に続けていたんですねぇ。

  そしてオリンピック決勝本番では、トップスピードで人類史上最高の時速45キロを出していた、ということです。(スゴイですね…(^_^;))

  曲がった肉体という弱点があっても、自分自身を信じて、戦い続けたウサインボルト。

  まさに伝説のランナーとなりましたね。           さて、中学受験はオリンピックほど華やかなではありませんが、弱点があって悩んでいるお子さんにも     ボルトのように挫折や弱点をも克服して、第一志望という金メダルを獲ってもらいたいです。

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仲間がいるから頑張れる

体操選手

ロンドンオリンピック、賑わっていますね。
特にチーム戦での成果が目立っています。

体操男子団体銀メダル。
競泳男子のメドレーリレーの銀メダル、女子の銅メダル。
フェンシング 男子フルーレ団体銀メダル。
卓球女子団体銀メダル。

特に日本競泳陣は全部で11個のメダルを獲得。
戦後最多で、4つの日本記録も生まれたそうです。

更には なでしこジャパンもフランスを破り、決勝進出で銀メダル以上確定。
女子バレーの対中国戦も物凄い激戦を制しましたね。24年ぶりの4強入りだそうです。

いずれも、選手本人たちの努力はもちろんですが、選手たちと共にコーチ陣やスタッフが一丸となって練習、合宿などを重ねてきた結果ですよね。
このチームとして一体となって目標を目指していく、スポーツの素晴らしさがあるなぁ、と思います。

金メダルを獲った体操の内村選手も、
「団体で金メダルを獲ることが一番の目標だった」とのこと…

砲丸投げの室伏広治選手。今回37歳にして、銅メダル獲得です。
「砲丸投げは、個人技スポーツじゃないか」
と思われるかもしれません。
確かにそうなのですが、室伏選手も実は一人ではありませんでした。

専属の理学療法士や投てきコーチら数人、そして父重信氏と「チーム室伏」を結成して、それがモチベーションの維持や好成績につながった、とのことです。

さて、人間ってやっぱり…
「仲間がいるから頑張れる」んじゃないんでしょうかね。
仲間も頑張っているから。支えてくれる人がいるから。つらい練習も頑張れるんだ、と思います。

もちろん、受験勉強も同じですよね。
本番ではチームプレイが出来ない分、勉強は孤独です。
でも、やっぱり塾のクラスメイトたちや、塾の先生の応援や、お父さん、お母さんのサポートがあるからこそ……
お子さんたちは、つらい受験勉強を頑張れるんだと思います。

当たり前のことかもしれませんが、オリンピックを見て改めて、
目標を達成するために、同じ目標に向かう仲間の大切さ、周りのサポートの大切さ、を実感させられました。

中学受験は大変ですが、お子さんたちの「第一志望合格」という金メダルを獲得するために、
「チーム●●(お子さんの名前)」を結成して、私たち大人もサポートして行きませんか (^_^)

高校生メダリストに学ぶ

ロンドンオリンピック始まりましたね。    

講習会中なので、もっぱら夜のスポーツニュースを軽く観る程度なんですが…      

そのニュースで驚いたことがあったので、話題に上げさせてもらいました。

■高校生メダリスト 荻野公介の作文

競泳男子個人メドレー400m。    

若干17歳、もちろんオリンピック初出場の萩野公介(はぎのこうすけ)は、   400m個人メドレーの世界記録保持者、アメリカの“水の怪物”マイケル・フェルプスからリードを奪い、見事、銅メダルを獲得しました。    

2位とは100分の8秒差でしたので、もう少しで銀メダルでした。  

日本競泳界男子では個人メドレー種目では日本人選手で初、高校生でメダル獲得は、56年ぶりの快挙だそうです。

競泳界の「第二のコウスケ」としてニューヒーローを祝う報道ぶりですね。

彼が中学生の時の映像で、   ペットボトルを額にのせたまま、落とさずに背泳ぎをする映像が放映されていました。

身体の軸がぶれずに泳ぐ訓練だそうです。  

すごいなぁ、という印象。      

実は、もっと驚いたのが、その次に放映された彼の中学2年生時代の作文の一部です。    

少々感銘を受けたので、紹介させていただきます。

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『……   勉強はどうかというと嫌いな方ですが、運動と同じように努力することは好きです。勉強をしていて新しい知識を覚えるのはとても楽しいことだと思います。

また、中間、期末テスト、実力テストで、前よりも順位が上がると、「出来る人よりも努力したんだ。」と、単純なことでうれしくなります。    難しい問題に挑戦して、解けてその答えがあっていると、その場で自分が成長した気分になれる時もうれしいです。

人間が一番大切なことは、努力すること、挑戦することのどちらかだと思います。    

努力しなくなったら、人間の中身の成長がそこで止まってしまいますし、挑戦しなくなったら、人間はそこで終わりだと思います。

僕は将来に向けて、運動、勉強のどちらも挑戦し続け、努力し続けます。

その途中には、一人じゃとても乗り越えることが出来ない程 高い壁がいくつも待っていると思います。

その時には、家族を中心とした周りの人たちの力を借りて乗り越えたいと思います。

そして最終的に自分が幸せに生きていたら、それまでの努力が報われていると思います。…』

萩野 公介(作文の一部)

***********************  

中2でこんな文章が書けるとは、なかなかの人物ですね。    

たゆまぬ努力! 飽くなき挑戦心!

 高い意識を持って、オリンピックメダリストになれたのも うなずけます。      

さて、うちの生徒たちにも萩野選手の爪の垢でも煎じて飲ませたいのですが…(^_^;)      

とりあえず若きヒーローを紹介して、生徒たちの意識を少しは向上させることが出来れば、と。。

 

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成功者は、継続して量をこなす

楽譜

クラスに2パターンの子がいます。

Aさんは天才型。理解力、解答能力が優れています。
でも努力がきらい。

Bさんは努力型。人一倍努力し、量をこなします。
でも、本番でミスが多め。ケアレスミスも多い。

小6の二人は、現在成績は同じくらいです。

いや、どちらかと言うと、Aさんの方が少し秀でています。

さて、この二人、この先どうなっていくか。講師からみて、どうなのか?

本音を言うと、安心なのはBさんのほうです。

ちょっと字が汚くて、不器用だけど、量をこなしている子は、受験直前期にはそれなりに安定してきます。やはり土台ができてくるのです。

 

むしろ、心配なのは天才型のAさん。

自分はできるから、と高をくくっている気持ちがあるのかもしれませんが、こういう子が受験直前期に不安定になる傾向が強いんです。
そうならないうちに、何とか本気にさせないといけません…(~_~;)

巷で、AKB48の選挙がどうだこうだと聞こえてきます。
私は特にファンではないので、(若い同僚に熱烈ファンがいますけど(笑))AKB選挙に関心はないのですが…

AKB48の総合プロデューサーとして有名な、秋元 康(あきもと やすし)という方がいます。

ご存知の方も多いかと思います。

AKB48を秋葉原のミニステージから、国民的アイドルグループとして育て上げ、今や姉妹グループは国際的に拡がっているようで、その手腕たるや…

と、すごい方なのですが…

私が特にすごいなぁ、と思ったのは、作詞家としての側面です。

『秋元氏は、毎日欠かさず2曲ずつ曲を書いている』ということ。
すでにAKB関連だけで700曲以上世に出しているそうですが…
(それだけでも、すごいですね…)

他の仕事も忙しい中だろうに、その合間で1日に2曲を書くのは相当な集中力が必要だと思います。

やはり、毎日の欠かさず行動し、試行錯誤の量を積み上げていく中で『磐石な土台』が築かれ、ヒット曲という『磨かれた作品』が生まれてくるのだと思います。

他の著名人でも、やっぱり一流と呼ばれる人はそれだけ量をこなしています。

広告業界の方が言っていた話ですが、コピーライターで有名な糸井重里さんは、

コピー1本創るのに、1000本書くそうです。

ちょっと古い話ですが、ヒット曲「ロマンスの神様」で有名なシンガーソングライターの広瀬香美さんという方がいましたが、26歳でデビューしたときには、作曲した曲が、すでに2000曲あったそうです。

このブログで以前書いたメジャーリーガーのイチローも、小学生時代は年間350日バッティングセンターに通い続け、高校生時代は10分の素振り練習を、毎晩3年間欠かさず続け、今でも毎日基礎トレーニングを怠らない、という人でしたね。

日々の継続の積み重ねで量をこなして、大事な時に、その積み重ねの中から、秀でた光が放たれるのでしょうね。

勉強も、毎日欠かさず宿題をこなしていれば、膨大な量をこなした事になります。

その試行錯誤の積み重ねが『磐石な基礎力』となり、本番で『磨かれた実力』を発揮し、『合格』をつかむことになるでしょう。