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1.01と0.99の違い

塾講師の本音

 GWもあっという間に終わってしまいました。
 私も旅行で気分をリフレッシュ。
 気持ちを切り替えて仕事に臨んでいます。

 ■1.01と0.99の違い

  毎日の努力の累積が大きな差になる。

 このメルマガでも何度かお伝えしてきましたが、受験に臨む上で、そして成績をあげていく上で、有効な方法は、特別な教材を買うことや、スゴい先生に預けることではなく、「努力を継続させること」です。

 ほんの数回の授業や教材で成績が上がるわけではありません。

 一般的に良い教材やスゴい先生というのは、「努力を継続させることができる」教材や先生のことを言うのでしょう。

 さて、ここで質問です。

 1を365回かけるといくつになるか?

 簡単ですね。

 1×1×……×1 =1

 つまり、1^365(1の365乗)は、1です。

 これを、いつもの力で1年間努力をした結果の標準数値としましょう。

 そこで、いつもよりちょっとだけ手を抜いた力を0.99とします。

 ちょっと手を抜いた状態で、一年間努力すると、計算結果はどうなるか?

  0.99^365 = 0.0255179645

 どうやら、何も産み出さない感じですね。

 切り上げてもたったの0.03ですからね。

 最後に、普通よりちょっと努力することを1.01とします。

 先ほどの0.99と比べると、僅か0.02の差しかありませんね。

 さて、このちょっと頑張った状態で一年間続けるとどうなるか?

 1.01^365 = 37.7834343

切り上げて約38という結果。
 標準数値よりも、およそ38倍もの大きさになりました。

  さて、これをどう考えますか?

 実はこの計算は、あの楽天の三木谷社長が執筆した「成功のコンセプト~Principles for Success」という本に記載されている内容です。

 単なる数値計算と捉えるのではなく、この計算結果を自らの生活信条の『教訓』として、毎日努力の積み重ねを継続させることができる人が、いずれ成功する人なんだろうと思います。

 もちろん受験勉強も、ちょっとの努力の積み重ねが大きな実力になることは言うまでもありません。

 生徒たちにも伝えたいと思いますが、

 まずは、私自身を律するところから…(^_^;)

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