先日、家庭教師のCMでおなじみの、落書きされるおじさんがテレビに出ていました。 「カンブリア宮殿」という現代社会の注目人物にスポットを当てた番組です。
興味深い内容でしたので、幾つか印象に残ったことをこちらにまとめておきます。
① 勉強ができる子の親は「勉強しろ!」とは言わない
司会者は子供が「なぜ勉強しなければいけないの?」と疑問を持つということは、勉強を強制されていると感じているからだと言っていました。
確かに、本来勉強というのは自分の好奇心を満たし、自分に役に立つものですよね。 私自身もそんなに勉強が出来た方ではないのですが、勉強に対してうるさく言われた記憶はないので、そのことは親に感謝しています。
② 仕事の話を子供にしてあげる
寝そべって酒を飲みながらテレビを見て、子供に向かって「勉強しろ!」といっても、説得力がないですよね。
子供は大人社会のことが分かりません。
たまには、 「お父さんの仕事はこんなことをやっていて、こうなると面白くて、こんな事が大変なんだよ。」
というような話をしてあげると、社会や自分の将来に対して関心が芽生えて、それが勉強のモチベーションにつながることもあるはずです。
また、大人が仕事で頑張っている姿を見せることにより、子供も(自分の仕事は勉強かな)と思ってくれるかもしれませんね。
集団塾とは別の形態の家庭教師業界の話でしたが、結局子供のモチベーションを上げていく事が大切というのは同じなんだなぁと感じました。
受験をやっていると、どうしても成績の偏差値数値にばかり目が行ってしまいがちですが、本当に本当に大切なのは、その数字ではありませんよね。
お子さんの学ぶ意欲を盛り上げていきましょう!