今回はちょっと受験勉強とは違った番外編です。
宇宙のことって、普段はほとんど考えないですよね。
最近理科で天体の学習をしました。
「地球の始まりは約46億年前で、人間は天体の歴史から考えると、ほんの最近現れたばかりの存在に過ぎないんだよ…」
そんな話を交えながら、受験で出題される典型問題の解法テクニックなどをメインに教えていたのですが…
次の理科の時間に、ある生徒が家から本を持ってきてくれました。私に見せたいというのです。
それは、科学雑誌「Newton」の別冊『大宇宙』でした。
綺麗な星座や星雲の写真が満載で、太陽系や銀河系はもちろん、宇宙の始まりから宇宙の果ての話まで、最新科学の検証をもとに、小学生でも分かるように解説されいる立派な本でした。
広大な空間宇宙の世界と、その歴史に思いを馳せると、とっても壮大な気持ちになります。
「こんな綺麗な星団があるんだ」
「こんなに広大な銀河の果てには何があるんだろう」
「地球外の生命体はいるのかなぁ」
そんなたくさんの興味をかき立ててくれます。
思い起こせば、私も小学生の頃は星座や宇宙に関心を抱き、図鑑を見ては余計な知識(?笑)を詰め込んでいました。
地球の地軸が23.4度傾いている、なんていう知識は、私が小学生の頃、天体の図鑑から得たものであったことを思い出しました。
(受験指導で役立っていますが。)
今の科学雑誌は、30年も前の図鑑よりも、ずっと詳しく写真も綺麗に撮れているので新鮮でしたね。
特に子供の頃は、ロマンや憧れが夢を掻き立て、それが強い動機となって生きていくもの。
当然、勉強への動機付けにもなります。
先の人生を考えるなら、ただテストの得点に一喜一憂するだけよりも、大きな視点で成長を見守っていきたいものですね。
PS.
ちなみに、大人になってから、改めて宇宙のことなど壮大なことに思いを馳せると、
現実の小さな悩みなどは意外とちっぽけなものだと気付かされたりもしました…苦笑