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分かれるテスト結果の明暗

講師の立場で、いろんな生徒を見ていると、段々分かってくる事があります。

「あっ、この子は成績伸びていくだろうな・・」
「この子はこのままだと、成績落ちていくだろうな・・」

今回、小5の大きなテストの結果が出てきました。

Aさんは、もともと算数が苦手です。
一度は一番下の基本クラスに下げる事を本人にもお母さんにも告げました。

しかし、Aさんはその後奮起して一生懸命頑張り、今回大きく成績を伸ばす事が出来ました。
特に算数の偏差値は9ポイントも上がりました。

Aさんと同じクラスのB君は5年生の最初の頃は、最上位クラスにいました。

しかし、標準クラスにダウンしてからは、張り詰めていた糸が切れたかのように勉強に手を抜き始めました。
宿題も手をぬく。分からないところをそのままにして、間違え直しをしない・・・。
当然、何度も注意を与えました。しかし・・・
5点
予想はしていました。

しかし、予想を越えた、下がり具合・・
B君は今回、大きく成績を落としました。
全教科、偏差値40台・・

本人を呼び出して、面談しました。
(怒鳴ったり、脅したりなんてしてませんよ(笑))

さすがに、あまりの結果の悪さにB君は泣いていました。

これが入試ではないのが、ありがたい事です。
次へと対処する事ができます。

成績が伸びる生徒、落ちる生徒・・
同じ授業を受けていても、結果は変わってきます。

成績の結果から、どう次へつないでいくか・・
志望校合格まで、どう導いていくか・・
各家庭それぞれ課題が違います。
講師はそれぞれ対応していきます。

そして、ご家庭のご協力も欠かせません。
紆余曲折し、何とか課題を乗り越えながら、生徒も大人も成長していく事に、この中学受験の醍醐味があるのです。
大人も、頑張りましょう

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