何らかの物事に取り組む時、ただ漠然と取り組むのと、目標意識を明確にして取り組むのとでは、その効果は明らかに違ってきます。
与えられて、やらされて、受身な消極的のままでやるのと、自分の事と捉えて積極的な意識で臨むのとは、やはりその効果は歴然と違いが出るものです。
消極的と、積極的・・
一回の出来事では小さな「差」が、降り積もり、繰り返し蓄積されると、いずれは「大きな差」が生じる事になるでしょう。
【何かにチャレンジしてよい結果を得る】ためには、受験でもスポーツでもコンクールでも、カテゴリやスケールの違いこそあれ、そこには共通のセオリーがあります。
「目標 – 計画 – 実践 – 検証」
これをしっかり確立して行かなければ、良い結果に繋がっていきません。
同じテストを受けるにしても、ただ漫然とテストを受けるのと、目的意識を持って受けるのでは、その後の成績の伸びに大きな差が生じてしまうのです。
さて、お子さんは、目標を自ら立て、積極的な姿勢をもって学習にとりくんでいるかどうか・・・?
小学生の段階で、明確な目標意識をしっかりと確立している子は、正直、かなり少ないです。
大人がうまくサポートし、リードしてあげる必要がありますよね。
でも、必要以上のストレス、プレッシャーをかけると積極性の芽を積んでしまいます。
何でもかんでも教えすぎても受身思考の人間になってしまいます。
まずは、小さなことからで構わないので、自分で目標を立てさせてみましょう。
そして、結果に対して、検証(反省)をさせて見ましょう。
例えば塾ではこんな表をテキストの裏表紙に貼って、毎回大きなテストの前には目標を自分で立てさせています。
「目標は、簡単すぎてもだめ、無理な目標もだめ。
取れたら嬉しい目標にしないとね。」
参考にしてみてください。
⇒ 目標設定シート
(簡単なアンケート回答後に、ダウンロードURLをお知らせします)
「目標 – 計画 – 実践 – 検証」
これを継続して行う事で、段々と本人の中で良いリズムが築かれていき、成績向上へとつながりますよ。