先日、四谷大塚の合不合判定テスト3回目がありました。例年四谷大塚系に限らず、首都圏の多くの塾が受験します。
この結果をもって併願パターンについても塾の先生と面談していくような大切なテストです。
今回は、その前日の話・・・
Bちゃんは、「やったぁ~!!」と大喜びで職員室にやって来ました。
明日は合不合判定テストなのに、何がそんなに嬉しいのか? 他の先生達も不思議そうにBちゃんを見つめています。
「先生、終わったよ~!!」
Bちゃんが持ってきたのは1枚の達成表。
達成表には大きく『合格!』の文字が浮き出ています。
達成表は、算数の総合問題集の単元を1単元進めると、色を塗ることができます。 そして全ての単元を終了すると、『合格!』の文字が浮かび上がる仕組みになっています。
こんな感じです。
(最初は真っ白の達成表)
↓
(各マスに単元番号が振ってあるので、終わったら塗っていく)
↓
(完成!!)
Bちゃんは、9月から取り組んだこの達成表の枠を一つ一つ塗るのを楽しみにしていました。
塗るために、必死に苦手な算数の問題集を解いていきます。 完成目標は合判3回目前、今月はペースアップをして、みごと前日に終了したのでした。
そして、カラフルに彩られた達成表を嬉しくて職員室に持ってきたのです。
この達成表は、もちろん市販されているものではなく、私が手作りで作ったものです。(実物はもう少しかっこいいですけど)
大概の子は、こんな手作り達成表でやる気を出してくれます。 (精神的に大人な子は、あまり効果ありませんけど(笑))
中期的な目標をこなす上では、有効だと思っています。色んなことに応用できると思いますよ。
お子さんがやる気の出る達成表、考えてみてください。
さて、肝心なのはテスト結果なんですけど、ね・・・
コメント
私もシールで達成表を作ってみました。
効果覿面です。
このブログとても参考になります。
これからもよきアドバイス、宜しくお願いします。
はじめまして。
娘が同じ塾でお世話になっています。
娘もやっています。
こんなに工夫されたものではないのですが、合不合・NNオープンなどの時には、やることを一覧表に書き出して、終わるたびに一つずつマーカーで塗り全部終わって真っ赤(今回は赤でした)になったのを見て満足しています。
やるべきことが一目でわかることと、色を塗ることで満足感が得られるようです。
上の方には目標点を書くのですが、これがまた現実離れした数字で(笑)
『先生が届きそうな目標を持っても意味がない』って言ってたよ…というのですが、ここまで現実離れした目標をもて!とおっしゃったではないと思うのですが(苦笑)
果たして目標に届いたことは一度もなく、それでも懲りずにせっせとやっています。