私は併設の中学部でも数学を教えているのですが、
先日、担当の生徒が高校受験の最難関レベルの開成高校に合格しました。
(担当生徒が開成高校に合格したのは初めてですので、ちょっと嬉しかったですね。もちろん私だけの力ではないんですけど。)
彼は、数学に関してはやっぱり天才的です。
(正直、中3のこの時期になると、数学の解答能力は私よりあります・・(-_-;))
中学受験の算数でもそうですが、最難関の合格を取るような子は、講師を追い抜いてしまうんですよね・・(苦笑)
だって、麻布中学や開成高校など最難関レベルの算数や数学の入試問題を見てください。少し数学が得意なお父さんでも、なかなか解けませんよぉ・・(笑)
まぁ弟子が師匠を追い越すというのは、師匠からするとうれしいことなんですが。
彼らのすごいところは、解答に至る発想力はもちろんですが、やはりミスが極端に少ないところです。
私は凡人ですので、しょっちゅう計算ミスをしてしまい、生徒に指摘されます。
「ワザとだよ」とかいって笑ってごまかしていますが・・(苦笑)
中学受験の最難関校受験もそうですが、正直、普通の子ではなかなか受からない気がします。
特定分野だけでも常人離れした能力を持っている必要性を感じてしまいます。
しかし。
開成高校に合格した彼。
確かに解答能力は素晴らしいものは持っていますが、精神的にはまだまだ子供なんですよねぇ・・
学力はもちろんなんですけど、やっぱり人間的にも成長してもらいたいです。
偏差値の高い学校に合格されたお子さんたちには、それ相応の人格と責任を身につけて、社会に貢献するような人になってほしいなぁ・・と思っています。
受け入れる側の学校がそのように育ててくれることを期待しつつ。。