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お試し受験の結果から

悔し涙を流す男の子 直前期の準備や心得

1月入試の結果も出揃って来ましたね…
首都圏の受験では、多くのご家庭では、1月は「お試し受験」の段階だと思います。

「お試し受験」であったとしても、やっぱり合格か不合格か、
○か×かの2択で結果が出されますので、受験した本人は、結果が気になるはず。

合格であれば「今までやってきた事が報われた」気持ちになりますし、
不合格であれば、やっぱり悔しいだろうし、不安になってしまうでしょう。
合否の発表を受ける講師側としても、やはり緊張します。

合格であれば、もちろんそのままの勢いで2月の本番に向けて頑張ってくれればいいのですが、
不合格の場合、しかもそれが「受かるはずの学校」であった時、
あるいは「2回連続でダメ」だった時など、
…お子さんのショックを考えると、十分な対応が必要になってきますので。

過去の生徒で、以下の2パターン経験があります。

●A君は1月埼玉の難関中学に見事合格を取りました。

先生たちやご両親からも褒められ、A君はご満悦。
しかし、迎えた本番の2月受験。
1日、2日、3日、4日と全て不合格。
何とか5日の受験で合格を取ったものの、もちろん志望順位の低い学校でした。

A君は受験後に言ってました。
「1月に合格して油断してました…」

●B君はどちらかといえば、A君よりはできる方でした。

しかし、1月のお試し受験で、偏差値から考えると押さえ校となるような中学に、
なんと「不合格」
先生たちやご両親も、余裕だろうと楽観していただけに、
「えっ、本当に?」と驚いてしまったほどです。

後でB君と一緒に確認したところ、算数で(1)の問題を勘違いで連続して落としていたことなどに気づき、「しまった!」と悔やんでいました。
そしてB君は気持ちを切り替え、気を抜かずに2月の本番を迎えました。

2月1日、2日、3日といずれも難関校を全て合格!
1月で不合格をとってしまったことで、逆にそれをバネにすることができたのだと思われます。

二人のうち、もちろん、B君のパターンの方が良いに決まっています。
1月受験の段階で、残念な結果となってしまい、泣いてしまったご家庭もあるかも知れませんが、
飽くまでも本番は2月。

我々大人があたふたしても、更にお子さんを不安にさせるだけですので、気持ちを切り替えるしかありません。
本人の気持ちが落ち着いた頃に、冷静に失敗の原因を見直し、残りの期間でやる事を絞って決めていくといいでしょう。

本番に向け、最後まで頑張りましょう!!

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