夏期講習会が始まりましたね。
私もてんやわんや状態です。
夏期は弱点克服の重要な期間。
毎日コツコツ時間を上手に使って実力を伸ばして行きましょう!
■鉛筆の持ち方から
いつもノートの枠を超える位の大きな字を書く5年生の男の子がいます。 そして、その字はとても上手とは言えません(笑)
そもそも小学生の男の子って、ほとんどの子が、雑でキレイとはとても言えない字を書きますよね…
私は、何百人もの生徒のノートや答案をみてきましたが、美しい字を書く小学生の男の子は、正直記憶がありません(笑)
と、こんな偉そうなことを言っている自分はどうだったのか?
自分としては、小学生時代はマシな字を書いていると思っていたのですが…
ある時、私が実家で自分自身の小学生の頃のノートをたまたま見つけました。
きったない字でした…(笑)
ということで、小学生の男の子に、『綺麗で美しい字を書け』と要求するのは、かなりハイレベル要求なので、
『綺麗じゃなくてもいいから、丁寧に字を書くように』
と指導するようにしています。
さて、冒頭の大きくて美しくない字を書く子。
以前から、入試の記述欄のことを考えて、字は7~8ミリで書くように指導していたのですが、なかなか改善されませんでした。
そこで、書いている様子を良く見たら、鉛筆の随分上の方を持っています。
ペン先から3cm以上あります(@_@;)
本人に、
と伝えると、
「あっ、そっかぁ! なるほど、そうことか」
何と、本人は私の何気ない指摘に、大変驚いたようでした。
今までの慣れで、自分の鉛筆の持ち方に違和感を感じていなかったんでしょうね…(^_^;)
鉛筆の持ち方なんかは、気付かないうちに本人のクセが定着しています。
それが正しい持ち方だといいのですが、他の生徒にも調査してみると、意外と変な持ち方をしている子たちもちらほらと…
今は昔ほど鉛筆の持ち方の指導などを小学生の低学年で、みっちりやらないのかもしれませんね…
(私の子供の頃は学校でも家でも結構言われたものですが…)
思わず他の生徒たちにも、鉛筆の持ち方から指導することになりました(+_+)
『きれいな字は、正しい鉛筆の持ち方から』
お子さんの鉛筆の持ち方、大丈夫ですか?