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待つのも教育

育て方

  子供って、何回言ってもなかなか言うことを聞かないものですよね…( ´Д`)=3

  「宿題をちゃんとやりなさい」

  「途中式を丁寧に書きなさい。だから間違えるんだから」

  「ゲームばっかりやるのはやめなさい!」

  素直に言うことをきく場合もありますが、しばらくするとすぐに元に戻ったり…(-_-;)

  なかなか思うように、願うようには育たないものです。

  結論から言うと、子供はロボットではなく、別の人間であり、別の個人ですから、

  大人の言うことを全て聞いてくれるわけではない。

  大人の願い通りに成長するとは限らない。

  ということなんですが…

  かと言って、じゃぁ、ほっとらかしにすることがいいことなのかと言うと、そうでもありませんよね。

             ◇  ◇  ◇

  植物を育てる時も、ほったらかしだと上手く育たないことが多いです。

  きちんと水をあげて、雑草を取り除いてあげて、適度な肥料をあげて、伸び先を整えてあげるなど、

  きちんと環境を整えてあげることで、綺麗な花や、大きな実を結実させることができますよね。

 でも、いくら焦って整備しても、きちんと整えたとしても、必ず自分の願うようなキレイな花が咲いたり、大きな実がたくさんなるとは言い切れません。

              ◇  ◇  ◇

 ましてや、植物とは比較にならない自立した生物の人間ですからね。

 愛情を注ぎながら、育てていかないといけないですよね。

 なかなか言うことを聞かない子供に対して、イライラしてしまう場合に考えることは以下の2点かな、と。

 (私の担当生徒も、イライラさせる子が少なからず居ますので、自戒の意味も込めまして 笑 )

 ●少し先を見据えて話す

 大人の特権は、子供より経験がある、ということです。「先人の知恵を我々大人は持っている」のですから、それを子供にわかりやすいように伝える努力をすればいいわけです。

 自分の子供の頃の失敗談や成功談があれば一番ですが、他の人の成功談なんかでもいいですよね。

 「ゲームはいくらやっても、結局は指の運動をするだけで、自分の将来には何の役にも立たないんだよね。」


 「○○さんの家のお兄ちゃんは、すごく勉強して、○○中学校に通って、しかも○○中の野球部のエースなんだって」

 「お母さんのお友達で、すごく勉強して、今ではお医者さんになっている人がいるのよ。」

 ●待つのも教育

 必要なことを適宜伝えた上で、「待つ」

 待ってあげるのも愛情ですよね。

 すぐには変わらないかもしれない。

 子供が言うことを聞かなかったから、失敗するかもしれない。
 でも、失敗して本人が自覚することが一番です。

 それでも、また失敗するかもしれない。

 その失敗を次に生かせるように話すチャンスも生まれると思えばいいかもしれません。

 自分たちが子供のころも、意外と大人の言うことは聞いているようで、あんまり聞いていなかったかも…

 結局自分自身で自覚したことの方が、自分自身のためになっていきますよね。

 お子さんの成長を信じて、先を見越して愛情を加えた言葉で育てていきましょう。

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