もうすぐ夏休みも終わり。
夏期講習会はいかがでしたか?
今年はコマ数を少なめにして講習会に臨みましたので、体調は崩さずにすみました(苦笑)
しかし、受験生も仕上がり具合はまだまだ…(^_^;)
二学期から更に気合を入れて指導して行かなければなりません。
最近はメジャーリーグでイチロー選手が通算4000本安打という記録を打ち立てました。
以前、このメルマガでも紹介しましたが、一流の選手というのは小さい頃から目標が明確ですね。
今回は、たまたま見つけたサッカー日本代表キャプテンの本田圭佑選手の小6の時の作文を紹介します。
『将来の夢』
本田圭佑
ぼくは大人になったら 世界一のサッカー選手になりたいと言うより、なる。
世界一になるには 世界一練習しないとダメだ。だから今ぼくはガンバっている。今はヘタだけれどガンバって 必ず世界一になる。
そして世界一になったら、大金持ちになって親孝行する。
Wカップで有名になって ぼくは外国から呼ばれて ヨーロッパのセリエAに入団します。そしてレギュラーになって10番で活躍します。
一年間の給料は40億円はほしいです。プーマとけいやくしてスパイクやジャンバーを作り、世界中の人がこの僕が作ったスパイクやジャンバーを買って行ってくれることを夢みている。
一方 世界中のみんなが注目し、世界中で一番さわぐ4年に一度のWカップに出場します。セリエAで活躍しているぼくは、日本に帰り ミーティングをし、10番をもらってチームの看板です。
ブラジルと決勝戦をし、2対1でブラジルを破りたいです。この得点も兄と力を合わせ 世界の競ごうをうまくかわし、いいパスをだし合って得点を入れることがぼくの夢です。
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数値も含めて、具体的ですよね。
漠然とした『夢』ではなくて、具体的に『目標』にしているから、実現のために努力しているのだと思います。
さて、中学受験を目指されている皆さん。
こんな本田みたいなお子さんなら良いですけど、なかなかこんなお子さんは少ないかもしれません。
ですが、この作文から学べることがありますよね。
目標を現実化するには、『数値目標』を立てるのがいいです。
例えば、○○中学に合格するために…
●9月の模試で苦手な社会の偏差値50をとる。
●11月の合不合判定テストまでに、4科偏差値55をとる
●11月の模試までに、○○中学の合格率60%をとる
などと、具体的な数値目標を立ててみてください。
きちんと数値目標を立てれば、それが達成できれば大きく褒めることができますし、達成できなかった時は、反省して、次の目標を立てればいいわけです。
数値目標は目標を達成するための大きな刺激になります。
あとは、諦めないで継続していくことですよね。