夏休みの勉強、ただ「やっただけ」で終わっていませんか?
夏休み、いかがお過ごしでしょうか?
塾の夏期講習も本格化し、お子さんも長時間の学習に励んでいることと思います。
でも、その長時間の勉強、本当に効果が出ていますか?
実は、成績を1.5倍に伸ばす「ちょっとした裏技」があります。
塾でも実際に取り入れている方法で、多くの子どもたちがこの習慣によって実力をぐんと伸ばしています。
「終わった〜!」の前にたった5分の“成績アップの裏ワザ”を
長時間の勉強が終わったあと、お子さんはこんな風に言っていませんか?
お子さん:「終わった〜!」
親御さん:「よく頑張ったね!」
もちろん、頑張ったことに変わりはありません。
でも、その「終わった〜!」の後に、もうひと踏ん張り。
みんながやらない、たった5分間だけの、“成績アップの裏ワザ”があるんです。
何をするかというと、「今やった勉強の内容を見直す」だけです。
具体的にはこうです:
- 算数なら:どんな問題を解いて、どんな解法を使ったかを軽く振り返る
- 社会や理科などの暗記科目なら:どの範囲を覚えたか、どこが覚えづらかったかを確認する

この見直しは、時間にしてたった5分以内でOK。
サッと頭の中を整理するだけでも、脳に知識がしっかりと定着します。
脳に定着させる「ゴール直後のひと手間」が学力を変える

勉強後の5分間を「やるか、やらないか」。
実はこのわずかな差が、記憶の定着率を大きく左右します。
脳は、勉強直後の“解放感”の中で情報を忘れやすくなる傾向があります。
つまり、「終わった〜!」の瞬間にスイッチをオフにしてしまうと、せっかく勉強した内容が記憶に残らず、時間をかけた意味が薄れてしまうのです。
逆に、ちょっとだけ気を引き締めて振り返ることで、「これは大事な情報なんだ」と脳が判断し、長期記憶としてしっかり残るようになります。
私たち講師も、塾で子どもたちにこの“5分間の見直し”を意識してもらうようにしています。
実践している子と、していない子では、数ヶ月後の定着力に明らかな差が出るのです。
まとめ:勉強後の5分で成績が変わる!
- 勉強後すぐの5分間に軽く内容を振り返る
- 算数は“解き方”、暗記科目は“覚えた場所”を確認
- この習慣を毎日のルーティンにする
- 解放感の前に“ひと呼吸”を入れるだけで、記憶は深くなる

成績を伸ばすのに必要なのは、「長時間の勉強」ではなく「効率のよい勉強」です。
そのカギを握るのが、この「勉強後の5分間の見直し」です。