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計算力とスピードを同時に伸ばす!宿題を2倍早く終わらせる習慣作り

計算力UP 勉強法

計算力を伸ばすにはスピードが重要

中学受験の算数では、「正確さ」とともに「スピード」が求められます。
進学塾でも、算数の授業前などに計算テストが実施されることが多く、子どもたちは「10問10分、ヨーイ始め!」という掛け声で、一気に問題に取り組みます。

このようなテストでは、緊張感の中、全力で解き終わった後に点数に一喜一憂する経験が、子どもたちの学習意欲を刺激します。

ですが、家庭学習、とくに宿題となると話は別です。
お子さんは、家で計算ドリルや計算練習をするとき、時間を意識せずに取り組んでいませんか?

テレビを見ながら何となく解いていたり、つまずいた問題に長時間悩んだり、集中が続かず他のことを考えていたり。
そのうち、面倒になって答えを写してしまった…なんてこともあるかもしれません。

このような状態では計算力は身につかないばかりか、計算スピードも一向に伸びません。
宿題に時間がかかるだけで、学習効果は半減してしまいます。

タイマー学習でスピードを意識させる

そこで、ぜひ取り入れていただきたいのが「タイマー学習」です。
塾のように、時間をしっかり区切って、緊張感を持って計算練習を行うことで、集中力とスピードが飛躍的にアップします。

とくに、低学年のお子さんには、親御さんが主導して次のように進めてみましょう。

ステップ内容
1今日の宿題の計算範囲を一緒に確認する
2問題数に応じて適切な時間を設定(例:10問10分など)
3タイマーをセットして「ヨーイ、ドン!」とスタート
4わからない問題が出てきたら飛ばすというクセも自然と身につきます
5終了後は親御さんが丸付け → 間違えた問題を解き直し

このリズムに慣れてくると、子どもは自分で「今日は10問を8分でやってみよう!」と、挑戦心を持って取り組むようになります。

日々の計算練習に、ちょっとした“ゲーム感覚”を取り入れることで、「やらされている勉強」が「自分で取り組む練習」へと変化していくのです。

高学年ならストップウォッチで記録を可視化

高学年になったら、さらに一歩進んで「ストップウォッチ」の活用がおすすめです。

タイマーのように時間を区切るのではなく、「問題10問を何分何秒で解けるのか」を毎回計測してみましょう。
終わったら、計算用紙の右上などに「所要時間」を記録するのがコツです。

毎日記録をとることで、前よりも早く解けた、自分はどこで時間がかかっているのかなど、計算スピードの変化を“見える化”できます。
子ども自身が成長を実感できる体験は、モチベーション継続の最大の原動力になります。

また、この習慣が身につけば、塾や模試のテストでも「時間を意識して取り組む力」が自然と鍛えられ、ケアレスミスの減少や後半の設問までしっかりたどり着く力に繋がります。

実際に、優秀な算数講師の多くが、自分専用のタイマーやストップウォッチを使って指導しています。
ご家庭でもぜひ、「プロの習慣」を取り入れてみてください。

今回の記事のまとめ

  • 家庭学習でも「時間を意識する」習慣づけが計算力向上のカギ
  • 低学年には「タイマー」、高学年には「ストップウォッチ」が効果的
  • 時間を測ることで、集中力・スピード・正確性が自然と育つ
  • 小さな達成感を積み重ねることで、勉強への自主性と自信が育つ

時間を意識した習慣は、大人になっても活かされるはずですよ

コメント

  1. カンマリ より:

    30分で5分休憩とかにすれば!

  2. 真喜志 より:

    お返事遅れてごめんなさい。
    返答を以下の記事にアップしましたので、参考にしてみて下さい。
    https://blog.chugaku-juken.net/article/179543074.html

  3. 学生 より:

    宿題が多すぎて始める気になれません
    どうすればいいですか?

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