先日、テニスの四大国際大会の1つ、ウィンブルドン選手権の男子シングルス決勝戦を観ました。
正直、テニスの試合をテレビで見ても、あんまり面白いと思ったことはなかったのですが、 決勝戦だからと何気なく観ていたその試合から、目が離せなくなりました。
決勝戦は、世界ランク1位の「芝の王者」ロジャー・フェデラー VS 世界ランク2位の「クレーの王者」ラファエル・ナダル。
まさに世界トップのテニスの試合です。
いや~、本当に凄かったです!
ご覧になった方は分かると思いますが、超スーパープレイの連続でした!
二人が放つサーブやショットは、常にラインギリギリをかすめ、
あんな体勢で何であんな凄いショットが・・・、
あのショットに追いついて打ち返すなんて・・・・・、
この状況で、何であんなに冷静なんだろう・・・
ゲームは一進一退の好勝負が続きます。
テニスの試合を観て、これほど興奮したのは生まれて初めてでした。
一昨年、昨年に「芝の王者」フェデラーに破れていたナダルは、今回3回目の挑戦でした。
ウィンブルドン決勝の最長記録となる4時間48分、タイブレーク2回、第5セット9-7というフルセットの死闘の末、ついに芝の王者フェデラーを破りました。
サーブ、ストローク、フットワークの強さは言うまでもないが、何があってもあきらめない その精神力の強さに目を見張らせるものがありました。
フェデラーの素晴らしいサーブに、何度も連続ポイントをとられ、大事な場面での大きなミスもあった中で、それでも勝負をあきらめずに精神力を切らさなかったナダル・・・
最後の勝利ポイントが入った瞬間、彼は喜びのあまりコートに倒れこみました・・
会場は、歴史に残る名勝負を終えた二人に満場の拍手を送りました。
この瞬間に至るまでに、二人ともテニス漬けの毎日だったでしょう。
毎日毎日がテニスばかりで、どんなプレーヤーも行っている一つ一つのショットを、何度も何度も繰り返し繰り返し・・・・
精度を高め、技術を磨く事はもちろん、自分自身の体調管理やコンディションを整えて、今回の大会に臨んだ事と思います。
受験も、やっぱり同じですよね。生徒達にも話しました。
毎日毎日の積み重ね・・これが、入試本番で自分を助けてくれるものです。
暑い夏、大変な毎日ですが、大人の私達も負けないように、子供達にエールを送っていきましょう!