インターネットショッピングモールの最大手、楽天市場。
今では、野球チームもありますので、すっかり有名になりましたね。
その楽天の創業者である三木谷浩史(みきたに ひろし)社長。
約10年でこれだけ有名な企業を作り上げたのですから、たいしたものですが、創業当初から多くの苦労があったようです。
多くの苦労を努力で乗り越えて、今日の有名な「楽天市場」があるんですね。
その三木谷社長が、日頃から口にする「三木谷曲線」というものがあります。 それは、「努力と結果」を表すグラフです。
多くの楽天社員がこのグラフを見て、頑張っているというのです。 これは、受験にも活用させてもらいたいですね。
「努力をすれば、必ず結果として現れる」
よく言われることですが、努力と結果は残念ながら、正比例ではありません。
三木谷曲線(努力曲線)をご覧下さい。
このグラフで示されているように、結構努力を続けても、すぐに「大きな結果」には現れないんですね。
なぜなら、周りの競争相手もみんなそれなりに努力しているからです。
しかし、努力して努力して、さらに努力をすると…
そして、普通の努力する人よりも、わずか0.5%多く努力すると…
グラフのように、大きな結果の差となって現れてくるというのです。
なかなか「大きな結果」を出すというのは、簡単ではありませんねぇ(笑)
でも、もしかしたら、結果を残すために、コツコツと地道な努力を続けるという経験をすることが、人生において最も充実した経験なのかも知れません。
多くのお子さんは、「結果が出ない」といってすぐにあきらめてしまう子が多いかも知れません。
あるいは、大人である我々が、子供に対して「結果が出ない」といって、すぐイライラしてしまうこともありませんか?
そんな時こそ、この『努力曲線』を思い出してみませんか。
努力は、着実に実っているのですから。
コメント
良い証しをありがとうございます。
努力を続けるということは、実はかなりつらいことですよね。大きな成果が上がらないときは、本当につらいです。
でも、最後の最後に息子さんは良い結果を迎えられたんですね。
中学受験、本当にお疲れ様でした。
我が子が最後の0.5%の努力が出来ると信じる事はとても難しいですね。
息子は悪くはないものの、これと言った良い結果(途中経過において)を見せてくれませんでした。
模試などでポンと良い結果があると、一時的であれ焦りも無くなるのですが
それが無く親も子も努力を続けるのは本当に苦しかったです。
夏以降の伸びとか、秋からエンジンがとか、直前に目の色が変わりとか
未経験で終わりましたので、合格発表まで不安不安の長い日々でした。
息子は多分最後の0.5%が出来たのだと思います。
淡々と変わらずにでしたが、とにかく最後まで変わらずにやりました。
今回の記事を拝見して、ああそうだなと納得しました。
こちらのブログにも随分とお世話になりました。
これからも子ども達の為に頑張って下さい。