首都圏の受験生におきましては、いよいよ本番ですね。
ベストを尽くし、この数年間苦労して培ってきた実力をいかんなく発揮してもらいたいものです。
しかし、場合によっては、直前に何らかのトラブルに遭ってしまうこともあります。
●入試前夜に発熱
以前、入試直前に熱を出してしまった生徒がいました。
しかも、本番前日31日の夜のことです。
お母様は、「もう、終わりだわ…」と、うなだれ 泣いてしまったそうです。
お父様が、「大丈夫、明日には熱は下がるから!」と、本人に言い聞かせ、休ませたとの事。
幸いにも、翌日の入試本番日には熱が下がり、万全の体調ではなかったものの、本人を励まし、
「今まで、この日のために頑張って勉強してきた」という強い信念を持たせて、本番に臨ませました。
そして、見事合格を勝ち取ってくれたのです。
トラブルを乗り越えたのもあり、喜びは一塩だったでしょう(^_^)
たとえ直前に何らかのトラブルが起こっても、今までの努力を簡単にあきらめてしまってはいけませんよね。
可能性を信じて、トラブルを乗り越えることをお子さんに教えるような強い信念を、大人側から発してあげましょう。
他にも色んなトラブルは考えられます。
前日喧嘩した、受験票を忘れた、行く途中で滑って転んで怪我をした、電車に乗り間違えた、遅刻した、電車が止まった、当日お腹が痛くなった、当日体調が悪い……などなど
不測の事態の多くの場合は、学校側に相談して対処してもらえるはずです。
要は、どんな事態が起きようとも、冷静に対処する心積もりを持っておきたい、ということです。
奇しくもインフルエンザの流行が首都圏にも押し寄せ、1月末から2月初旬がピークになるとか…(@_@;
どんなことが起きようと腹を据えて欲しいものの、万全の準備だけはしておきましょうね。
『準備に勝る安全なし』
みなさまの受験の成功を祈っています!!