周囲のお母さんたちの情報や、他のご家庭の優秀なお子さん達の様子を聞けば聞くほど…
「一体、うちの子は何をやっているんだろう…」
と、あせる気持ちが募ります。
思い描いていた我が子の理想の姿への思い入れが強いほど、
その理想と現実のギャップが大きければ大きいほど、
ついつい我が子への注意の声が大きくなり、
時にはついつい感情が高ぶって、怒鳴りちらしたりしてしまうこともあるでしょう。
受験勉強で大変なのは子供のはずなのに、
大人の方がストレスが溜まってしまうこともあるかもしれませんね。
先ほど取り上げた親としての感情というのは、何も親だけではなく、我々教師としても陥りがちな感情なんですね。
授業中、熱心に指導しているのに、やる気のなさそうにしている子をみると、やっぱり腹が立つこともあります。
さっきやったばかりの問題が、他の子はできているのにこの子だけできていない、となると、
と眉間にシワを寄せることもあります。
でも、お子さんを成長させるための大原則というのがあります。
それは、『激励の法則』なんですね。
子供というのは成長過程の存在です。ましてや、小学生。
これから伸び盛りの年齢。心も、身体も、能力も。
そんな状態の子供たちへの対応として、大人側の基本方針はやっぱり、
『激励』
なんですね。
子供の気持ちは変わりやすく、良いときもあれば悪いときもあるでしょう。
だから、大切なのは継続させること。
継続させるために、子供たちを支えるのは、
周囲からの『激励』であるはずです。
だから我々塾講師は、激励を続けます。
もちろん悪いことをしたら叱りますが、基本は激励することです。
中学受験は長い期間ですが、運動会の徒競走と同じです。
ゴールを走りきるまで、本人を激励し続けていきましょう!!