個別面談は中学受験成功のカギを握る大切な機会
もうすぐ7月。一学期の集大成となる時期です。
多くの進学塾では、夏休み前に大きなテストが予定されており、ここで成果を出したいと考えているご家庭も多いのではないでしょうか。
そしてこの時期、保護者向けの個別面談会を設けている塾も増えてきます。
お子さまの学習状況や今後の方針について、講師としっかり話し合うチャンスです。
しかし、講師側も非常に多忙な時期。
面談時間が限られていることも多く、思うように話ができなかった…と感じたことのあるお母さんもいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、面談でじっくり話したいときに使えるちょっとした裏技をご紹介します。
講師と落ち着いて話すための「裏技」とは?

そこで、ゆっくり話したいときの裏技。
忙しい面談期間にゆっくり時間を取るのは難しいこともあります。
先生方も「できるだけ一気に面談を終わらせたい」と思っていることが多く、1人あたりの持ち時間が短くなりがちです。
次の面談の保護者が待っていることもあり、どうしても焦りが出てしまいます。
そんな中で、落ち着いて話すための裏技があります。
それは、あえて「面談期間外」の日時で面談をお願いすることです。
面談期間が終わってから、あるいは前倒しで、先生と1対1で時間を取ってもらえるように相談してみましょう。
このタイミングなら、講師にも余裕があり、リラックスした雰囲気で話すことができる可能性が高まります。
効果的な面談にするための準備と心構え
日時をずらして面談時間を確保できたとしても、話したいことが整理されていなければ意味がありません。
面談を有意義な時間にするためには、事前に「相談したい内容」を具体的にメモしておくことが大切です。
また、面談は「問題点を指摘する場」ではなく、「今後の方針を共有し合う場」と考えましょう。
つい、普段感じている不満をぶつけたくなることもあるかもしれませんが、担当講師を責めるような言い方はNGです。
むしろ、講師と良好な関係を築いておくことが、お子さまの学習環境をより良くする近道となります。

まとめ
- 面談期間中は講師のスケジュールが詰まっているため、ゆっくり話せないこともある
- あえて面談期間外に希望日を相談することで、じっくり話せる時間を確保しやすくなる
- 面談前に話す内容を整理し、建設的な会話を心がけることが重要
- 講師との信頼関係を築くことが、お子さまにとって大きなプラスになる

「先生と協力して、うちの子を伸ばす」という視点で面談に臨むことが、中学受験成功への近道となります。