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夏の努力を成果につなげる!二学期の目標設定と親の関わり方

成果グラフ 夏期講習会

夏期講習を振り返る〜 点数よりも、あえて「勉強量」に注目

夏期講習もいよいよ終わりに差しかかり、毎日の通塾や宿題に励んできたお子さんの頑張りを、まずはしっかり認めてあげたいものですね。長く感じる夏休みも、終わってみればあっという間だったのではないでしょうか。

夏期講習に入る前に、お子さんと一緒にどんな目標を立てていたか、もう一度思い出してみてください。そして、その目標に対して、どれくらいのことが実際にできたかを振り返ってみましょう。

ついテストの点数ばかりに目がいってしまいがちですが、ここで注目してほしいのは「点数」ではなく「勉強した量」です。たとえば、

科目勉強時間
算数約4時間 × 30日 = 120時間勉強
国語算数と同程度の120時間
理科約2時間 × 20日 = 40時間勉強
社会理科と同程度の40時間

このように、お子さんがこの夏にどれだけの時間を勉強に費やしたかを、一緒に確認してあげてください。

この「勉強量」こそが、合格に向けた揺るぎない「根拠のある自信」につながります。点数では測れない努力を見える化し、心から褒めてあげることで、お子さんのモチベーションも大きく変わるはずです。

成果を具体的に見つけて、自信につなげよう

勉強時間だけでなく、「この夏、どんなスキルが身についたか」を一緒に振り返ってみましょう。それは、以下のような具体的な内容かもしれません。

  • 算数のニュートン算や旅人算などの応用問題がスラスラ解けるようになった
  • 国語の記述問題にも抵抗が少なくなり、まとめを書く力がついた
  • 理科では苦手だった「消化のしくみ」の分野が理解でき、暗記も進んだ
  • 社会では現代史の流れを理解し、歴史の全体像がつかめてきた

こうした成長に気付くことで、「自分はやればできるんだ!」という実感が、お子さんの中に芽生えます。

このように、「できたこと」「分かるようになったこと」を本人に言葉で整理させてあげると、自分で努力を評価できるようになります。また、自分の中で反省点も自然と見えてくるはずです。

秋に向けた目標設定で、さらなる成長を!

成果グラフ

夏の努力を正しく認識したら、次は「この秋にどう成長したいか」をテーマに、二学期の目標を立ててみましょう。これは漠然としたものではなく、できるだけ具体的に設定することが大切です。

たとえば、

  • 過去問に週に1回は取り組む
  • 漢字と語彙を毎日30分やる
  • 理科のテキストを2周する

など、短期的かつ具体的な目標にすることで、毎日の学習の中で成果を実感できるようになります。

お母さんとしては、その努力に寄り添いながら、時にはヒントを与えたり、達成できた日にはしっかり褒めたりする姿勢がとても大切です。
結果ではなく、「頑張った過程」を一緒に喜ぶことが、お子さんのやる気につながります。

今回の記事のまとめ

  • 夏の勉強は「点数」より「量」に注目して評価しよう
  • 確かな努力が「根拠のある自信」につながる
  • 成果を具体的に見つけて、子ども自身に自覚させることが大切
  • 二学期の目標は、達成可能で具体的な内容に設定する

お子さんとともに、夏の成果をしっかりと確認することで、秋からの勉強にも前向きな気持ちで取り組んでいけるはずです。一緒にサポートして、志望校合格へ一歩ずつ近づいていきましょう!

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