算数の質問にしょっちゅうやってくるR君
明日は大事な組分けテスト。
小6のR君は、しょっちゅう算数の質問に来ます。
今日も授業がない日なのに、自習室にやってきて勉強。
スタッフルームにトコトコやって来ては、
「真喜志先生~・・・この問題わかんない。教えてくださ~い」
こっちも色々と忙しい最中でしたが、その都度考え方、取り組み方を途中まで教えて、
といって、自習室へ送り返す。
それの繰り返し・・
難しい問題に対応した講師だったが・・・
私が手が離せないときに
「先生~・・」
と、また来ました。ちょっと見るとすぐには解けそうもない問題・・・
忙しい中、とりあえず問題を解き終わると、R君がやってきました。
今解いてみたやり方で、R君に説明しますが・・
・・
ちょっと見ただけでは、自分の解答の間違いに気付きませんでした
(・・・ダメ講師ですね(苦笑))
ベテラン講師は自分が間違えていても、タダでは終わらせない
先生が解いたのに間違ってると、生徒から変に見下されそうですね。
でも、ここは私とR君の長年の信頼関係!
R君は5分後に活き活きとやってきました。
「先生、ここの計算が間違ってたよ。
あとね、こういうやり方でも出来るよ。」
先生のミスも見つけて、更に別のやり方も発見して、大いに褒められたR君。
得意気な顔です。
(また、一歩成長したな)、と、ほくそ笑むベテラン不良講師でした・・