今回は明治大学の直系付属校である明治大学付属明治中学高等学校の説明会メモです。
都心から西東京に移転、男女共学化となってから3年が経ち、今の共学、明大明治が定着してきた感があります。
私立大学附属としては早慶に次ぐ人気を誇り、例年高倍率、特に募集の少ない女子の入試は狭き門という印象。
・新しいだけあって、とてもきれいな校舎設備。昔の手狭で男臭さを感じる校舎とは一転です。
生徒が見学にきたら、ここに通いたいと言い出しそうです。
・幅6メートルの広い廊下、中庭、作法室、カフェテリア、1300名収容の多目的ホール、
サッカーコート、2つの体育館、剣道場、柔道場、テニスコート5面など
充実した設備で部活動も盛ん(加入率99%)。
・少人数でアットホームな雰囲気。今年全学年が共学に。
・基準点を越えれば、第一志望の学部へ行ける。
・英語教育に力を入れている。
・通学時間平均1時間半。2時間半かけて来る生徒もいる。
・生徒による良いところランキング
1 良い友達ができる
2 校舎がきれい
3 先生が楽しい
4 部活が盛ん
5 ノリが良い
・服装頭髪も校則は厳しくないが、頭髪を染めているような子はほとんどいない。
・合格者女子比率38.5%
(運営上25~35%の予定だが、今年は結果的に40%を越えた。)
・女子の受験者平均点が高くなった。
・実倍率 男子…第1回3.2倍 第2回8.1倍
女子…第1回4.7倍 第2回5.6倍
・合格最低点
男子…第1回219点 第2回229点
女子…第1回222点 第2回234点
65%程度の得点が必要。全体の3分の2。
・2日間連続受験者には2回目ボーダーラインの生徒に3点の加点措置。
国語:長文 記述中心で10問
ことわざ、慣用句、漢字書き取り10問
算数:等積変形、点の移動がよく出る。
大問2以降は記述式。答えだけだと0点。自分なりの考えをしっかり書く。
社会:地図をみるという習慣。都市の距離感など具体的に。
時事問題も必ず出題。ニュースをみる習慣を。
理科:実験観察が多い。天体関係も。
・昨年と変わらず。
・女子募集予定はやはり全体人数の25~35%が目安だが、受験生レベルによって変動も有り得る。
・当日夜10時にネットで発表。
・手続き2月8日、延納制度あり。
参考リンク⇒明治大学付属明治中 入試問題の傾向と対策