T君は、外国籍の明るい男の子。
ご家庭が経済的に苦労していて、中学受験をさせるつもりはありませんでした。
以前、『7000名中、2位なのに』という記事で紹介した事もあります。 https://blog.chugaku-juken.net/article/103240639.html
お母さんは日本語が堪能ではなく、受験に対する知識もあまりありません。
個別面談の時、T君のせっかくの好成績で受験をしないのももったいないかな、と思い「こんな学校もありますよ」と、ある国立附属校を紹介しました。
国立附属校なら経済的な負担も少ないということもあります。
すると、ダメ元で紹介した学校を いたくご両親も気に入ってくださったようで、急遽受験をしてみることになりました。
T君も、俄然気合が入り始めました。
受験日は2月3日。
平均併願校数が6校を超える今の時代にあり、T君が受けるのはその1校のみです。
ためし受験は一切なし。
もちろん、バッチリ過去問で対策はしましたが。
クラスでトップの成績を誇るT君なら大丈夫と思ってはいましたが、やはり受験は結果を見てみないと分かりません。
もし不合格なら、外国に戻る予定。
そして・・・・・見事合格です!
一発必中のカッコイイ受験で終了しました。
こんな受験もあるんですよね・・ 親孝行なT君でした。
(特別な理由が無い限り、1校だけの受験はお勧めしませんので、あしからず・・・)