2次試験の体育実技について

Q.体育実技には運動神経が良くないと受からないのでしょうか?

A.基本的にはほとんどの学校は学力の方を重視しており、体力的な問題がないかを見ていることに変わりはないと思われます。

長年体育実技を科してきた雙葉中学も、近年入試から体育実技をなくしましたが、「一生懸命やる姿勢」を見ていただけです。

内容は縄跳びなどですが、運動オンチで、しかも緊張して何度も引っかかってしまった体育の通信簿が万年“2”の生徒でも、一生懸命やれば合格できました。

他に今でも、慶應系の3校はいずれも2次で体育実技を科しています。
これは創立者の福澤諭吉の「まず体力」という方針を踏襲しているのでしょう。

学力が優れていても、体力的に問題のあるような生徒は慶應の生徒として相応しくないという考えがあるのかもしれません。
 
しかし、2008年入試で科された体育実技の内容は、 [普通部] マット運動(前転、後転、開脚前転) [中等部] 縄跳び(自由)、マット運動(前転、後転、開脚前転)、などです。

内容をみると、学校の体育の授業で行われている比較的難度の低い種目です。 生徒に求めているのが高い運動神経とは言えないと思います。
 
以前担当した男子生徒で慶應中等部を受験し、1次の筆記試験を合格した生徒がいました。

その子の家族の中に慶應出身のお医者さんがいたので、2次試験も有望じゃないかと、よこしまな期待もあったのですが、残念ながら不合格でした。
 
不合格の原因ははっきりとはわかりませんが、その子は病弱な喘息持ちで、運動全般は不得手でしたので、実技でひっかかってしまった可能性は否定できません。

また、2次試験という特性上、基礎体力や指示をきちんと守れるかなどをみるのと同時に、1次試験でボーダーライン上の生徒を選別するために、体育実技の結果を見ている可能性もあります。

その場合は1次で高得点をとっていれば有利ですね。

いずれにしても、「運動神経が良くないと合格できない」ということはないでしょう。
学科試験対策に注力したほうが良いと思います。

以上は一般的な見解ですが、学校によって体育実技の意味合いが多少異なるでしょうから、直接学校に問い合わせてみては如何でしょうか?
 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。



ブログ村へ

中学受験ブログ情報へ



コメントを残す

*