先日、個別受験教材の通販業者からのメルマガを受け取りました。最初は成績の伸ばし方など良さそうな情報が届いていたんですね。
しかし、あるときから、進学塾への批判情報が主流になってきました。名目は、こんな感じ。
「誰もが知らない進学塾の秘密」
「陥りがちな大手進学塾の罠」
内容も結構過激で、冷静にわかる人が読めば、そりゃそうとも言いきれない。
そこに私のつぶやきらしき内容のことも、部分的に引用されていました。(何だかちょっとねぇ…サブタイトルが悪いのかな。私は基本、塾好きですよ(笑))
人は誰しも安心を求めるもの。だから、不安を煽られると、弱いんですよね。
そして煽られて煽られて、あちこちに流されてしまう。
現代は、結構批判社会になってしまいました。
政治は、他党をけなし合い、我が党へと誘導しようとする。TVでも他人の悪口ばかりいう人もいる。
週刊誌やワイドショーも醜聞ばかり…
『なぜそのような批判情報ばかりを垂れ流すのか?』
自分の党に、自分の商品に、自分の塾に「自信がない」場合。
競争相手を批判することによって、自分の所へ利益を誘導しようとする人達。
私は、そういう方々をあんまり信用できません。
化粧品のCMで、他社の化粧品をけなしてばかりだったとしたら、あんまり買いたくないですよねぇ…
批判ばかりも聞いていて気分が悪くなりませんか・・?
一般大衆は美談よりも醜聞を好むという意見もありますが。
でも、”愛する存在”が関わっていると、簡単に気持ちが揺らぐのが人間かもしれません。
「あなたの子供がどうなってもいいんですか?」
なんて、脅されると・・・(何だか誘拐犯みたいですけど…(笑))
どの党も、どの商品も、どの学習塾も、どの教材も、完璧なものなんてないでしょう。
メリットとデメリットを見極め、時には妥協することも。
何が良いのか、何が自分達にとって必要なのか、広い視野と、自分の眼で確かめる気持ちをきちんと持たないと、情報のあふれるこの時代、煽動にあおられるだけの毎日になってしまいそうですね。
あんまり批判するだけの存在にならないように、私も気をつけます。
でも野村監督のボヤき程度は許してくださいね・・(笑) あっ、今回もボヤきか…